[法人情報 ‐ 規程 ‐ 支払方法]メニュー
概要
銀行振込や現金支払など、債務の支払方法を当メニューで登録します。
支払方法が銀行振込や電子記録債権の場合は、手数料の計上方法や計上時の科目についても設定します。
あらかじめ一般的に使用される支払方法が登録されていますので、そのまま使うこともできます。
[仕入先]メニューで支払方法を設定しておくと、[支払消込]メニュー・[支払伝票]メニューで自動的に支払方法が表示されます。
- 業務連携(仕訳伝票の作成)する場合
支払計上時に使用する科目を支払方法ごとに設定できます。
支払情報や支払消込で支払方法を指定すると、その科目で支払伝票が作成されます。
[支払情報]メニュー・[支払消込]メニューでは、支払方法コード・支払方法名だけが表示されるため、科目を意識せずに登録できます。
基本操作
支払方法を登録する
詳細は、こちらをご参照ください。
一括で登録・修正する
独自のファイル(Excelファイル)を使って一括登録・修正できます。
詳細は、こちらをご参照ください。
入力項目
項目 |
説明 |
コード |
- 任意のコードを入力します。コードは後から変更できます。
- 桁数は、[運用設定]メニューで変更できます。
(英数カナ4~10桁) |
支払方法名 |
(30文字) |
支払種別 |
- 登録後は変更できません。
- 管理帳票でどの支払種別として集計するかを選択します。
- 支払種別によって、入力できる項目や機能が異なります。
- 各選択肢について説明します。
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0:銀行振込 銀行振込のFBデータや銀行振込依頼書を作成できます。 詳細は、こちらをご参照ください。
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1:電子記録債権 期日等(期日債務番号、決済日付、法人口座、振込先の口座情報、手数料の設定)や手数料を入力できます。 『債務奉行iクラウド』の『Sシステム』、または『債務奉行V ERPクラウド』をご利用の場合は、電子記録債務の支払データ(発生記録請求データ)の作成や、てん末の管理ができます。 詳細は、『債務奉行クラウド』のヘルプのこちらをご参照ください。
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2:ファクタリング 『債務奉行iクラウド』の『Sシステム』、または『債務奉行V ERPクラウド』をご利用の場合に選択できます。 ファクタリング債務の支払データの作成や、てん末の管理ができます。 詳細は、『債務奉行クラウド』のヘルプのこちらをご参照ください。
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3:手形 期日等(期日債務番号、決済日付、法人口座)や郵送料を入力できます。 詳細は、こちらをご参照ください。 『債務奉行iクラウド』の『Sシステム』、または『債務奉行V ERPクラウド』をご利用の場合は、てん末の管理ができます。 詳細は、『債務奉行クラウド』のヘルプのこちらをご参照ください。
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4:期日現金 『債務奉行iクラウド』の『Sシステム』、または『債務奉行V ERPクラウド』をご利用の場合に選択できます。 てん末の管理や、銀行振込のFBデータや銀行振込依頼書を作成できます。 詳細は、『債務奉行クラウド』のヘルプのこちらをご参照ください。
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6:口座引落 『債務奉行クラウド』をご利用の場合に選択できます。 銀行から取得したFBデータ(口座引落の引落明細)を受け入れて支払情報を作成できます。 詳細は、『債務奉行クラウド』のヘルプのこちらをご参照ください。
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7:値引・調整
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8:相殺
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9:その他
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10:現金
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11:小切手
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法人口座 |
- 支払種別が「0:銀行振込」「1:電子記録債権」「3:手形」の場合に入力できます。
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[法人口座]メニューで登録されている法人口座から選択します。
- 支払種別が「0:銀行振込」の場合は、[法人口座]メニューの[銀行振込]ページの「総合振込で使用する」にチェックが付いている法人口座から選択します。
- 支払種別が「1:電子記録債権」の場合は、[法人口座]メニューの[電子記録債権]ページの「電子記録債権で使用する」にチェックが付いている法人口座から選択します。
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支払科目 |
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出金部門 |
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出金セグメント1・2 |
奉行V ERP
-
セグメント1・2が「使用する」の場合に表示されます。
- 「固定」を選択した場合は、[セグメント1/2]メニューで登録されているセグメント1・2から選択します。
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出金プロジェクト |
-
プロジェクトが「使用する」の場合に表示されます。
- 「固定」を選択した場合は、[プロジェクト]メニューで登録されているプロジェクトから選択します。
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値引科目 |
支払時に値引を計上する場合は、[仕入管理科目]メニューで登録されている購入科目に属する科目から選択します。
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値引補助科目 |
[仕入管理補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。
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値引部門 |
「固定」を選択した場合は、[部門]メニューで登録されている部門から選択します。
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値引セグメント1・2 |
奉行V ERP
-
セグメント1・2が「使用する」の場合に表示されます。
- 「固定」を選択した場合は、[セグメント1/2]メニューで登録されているセグメント1・2から選択します。
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値引プロジェクト |
-
プロジェクトが「使用する」の場合に表示されます。
- 「固定」を選択した場合は、[プロジェクト]メニューで登録されているプロジェクトから選択します。
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振込区分 |
支払種別が「0:銀行振込」の場合に入力できます。 |
振込方法 |
- 支払種別が「0:銀行振込」の場合に入力できます。
- 振込方法に応じて、[銀行振込]メニューでFBデータまたは銀行振込依頼書を出力できます。
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支払タイプ |
- 支払種別が「0:銀行振込」「1:電子記録債権」の場合に入力できます。
- 設定によって、手数料の計上方法や科目の設定方法が異なります。
詳細は、こちらをご参照ください。
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未払計上 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」「1:電子記録債権」
- 支払タイプが「1:後日一括払い」
- 設定によって、手数料の計上方法や科目の設定方法が異なります。
詳細は、こちらをご参照ください。
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当方負担手数料費用科目 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」「1:電子記録債権」
- 支払タイプが「0:都度払い」
- 支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 当方負担の手数料科目を選択します。
-
[仕入管理科目]メニューで登録されている手数料科目に属する科目から選択します。
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当方負担手数料費用補助科目 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」 「1:電子記録債権」
- 支払タイプが「0:都度払い」
- 支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 当方負担の手数料補助科目を選択します。
-
[仕入管理補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。
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当方負担手数料支払科目 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」の場合
支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 支払種別が「1:電子記録債権」の場合
- 支払タイプが「0:都度払い」
- 支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 当方負担の手数料科目を選択します。
-
[仕入管理科目]メニューで登録されている手数料科目に属する科目から選択します。
支払種別が「1:電子記録債権」かつ、支払タイプが「0:都度払い」の場合は、支払科目に属する科目から選択します。
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当方負担手数料支払補助科目 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」の場合
支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 支払種別が「1:電子記録債権」の場合
- 支払タイプが「0:都度払い」
- 支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 当方負担の手数料補助科目を選択します。
-
[仕入管理補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。
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先方負担手数料支払科目 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」かつ、支払タイプが「1:後日一括払い」
- 支払種別が「1:電子記録債権」
- 先方負担の手数料科目を選択します。
-
[仕入管理科目]メニューで登録されている手数料科目に属する科目から選択します。
支払種別が「1:電子記録債権」で支払タイプが「0:都度払い」の場合は、支払科目に属する科目から選択します。
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先方負担手数料支払補助科目 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」かつ、支払タイプが「1:後日一括払い」
- 支払種別が「1:電子記録債権」
- 先方負担の手数料補助科目を選択します。
-
[仕入管理補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。
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手数料費用部門 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」「1:電子記録債権」
- 支払タイプが「0:都度払い」
- 支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 「固定」を選択した場合は、[部門]メニューで登録されている部門から選択します。
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手数料支払部門 |
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」 かつ、支払タイプが「1:後日一括払い」
- 支払種別が「1:電子記録債権」
- 「固定」を選択した場合は、[部門]メニューで登録されている部門から選択します。
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手数料費用セグメント1・2 |
奉行V ERP
-
セグメントが「使用する」の場合に表示されます。
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」 「1:電子記録債権」
- 支払タイプが「0:都度払い」
- 支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 「固定」を選択した場合は、[セグメント1/2]メニューで登録されているセグメント1・2から選択します。
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手数料支払セグメント1・2 |
奉行V ERP
-
セグメントが「使用する」の場合に表示されます。
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」 かつ、支払タイプが「1:後日一括払い」
- 支払種別が「1:電子記録債権」
- 「固定」を選択した場合は、[セグメント1/2]メニューで登録されているセグメント1・2から選択します。
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手数料費用プロジェクト |
-
プロジェクトが「使用する」の場合に表示されます。
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」 「1:電子記録債権」
- 支払タイプが「0:都度払い」
- 支払タイプが「1:後日一括払い」かつ、未払計上が「1:する」
- 「固定」を選択した場合は、[プロジェクト]メニューで登録されているプロジェクトから選択します。
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手数料支払プロジェクト |
-
プロジェクトが「使用する」の場合に表示されます。
- 以下の場合に入力できます。
- 支払種別が「0:銀行振込」 かつ、支払タイプが「1:後日一括払い」
- 支払種別が「1:電子記録債権」
- 「固定」を選択した場合は、[プロジェクト]メニューで登録されているプロジェクトから選択します。
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郵送料科目 |
- 支払種別が「3:手形」の場合に入力できます。
-
[仕入管理科目]メニューで登録されている郵送料科目に属する科目から選択します。
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郵送料補助科目
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郵送料部門 |
- 支払種別が「3:手形」の場合に入力できます。
- 「固定」を選択した場合は、[部門]メニューで登録されている部門から選択します。
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郵送料セグメント1・2 |
奉行V ERP
-
セグメントが「使用する」の場合に表示されます。
- 支払種別が「3:手形」の場合に入力できます。
- 「固定」を選択した場合は、[セグメント1/2]メニューで登録されているセグメント1・2から選択します。
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郵送料プロジェクト |
-
プロジェクトが「使用する」の場合に表示されます。
- 支払種別が「3:手形」の場合に入力できます。
- 「固定」を選択した場合は、[プロジェクト]メニューで登録されているプロジェクトから選択します。
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こんなときは
支払計上時に初期表示する支払方法を設定する
支払計上時に初期表示する支払方法は、仕入先ごと、購入処理区分ごとに設定できます。
詳細は、こちらをご参照ください。
手数料を後日まとめて支払う
支払タイプで「1:後日一括払い」を選択します。
設定の詳細は、こちらをご参照ください。
手数料を計上しない
当方負担の場合
以下の設定をすることで、手数料の入力が不要になります。
- 支払タイプ 「1:後日一括払い」
- 未払計上 「0:しない」
先方負担の場合
[仕入先]メニューの[支払]ページで以下の設定をします。
部門・セグメント1・2(『奉行V ERPクラウド』をご利用の場合)・プロジェクトを指定する
部門の場合で説明しますが、セグメント1・2、プロジェクトをお使いの場合も同様です。
出金部門など、入力項目「○○部門」に入力します。
部門の指定方法は、特定の部門に固定するか、消込対象の債務の部門にあわせるかを選択できます。
- 特定の部門に固定する場合
部門指定で「固定」を選択し、部門を選択します。
- 消込対象の債務の部門にあわせる場合
部門指定で「債務」「購入」「精算」を選択することで、債務明細の債務部門、購入部門、精算部門のいずれかをセットできます。
複数の部門の債務をまとめて消込した場合は、出力順が 1 番目の債務明細の部門がセットされます。
(値引部門、手数料部門、郵送料部門は、「出金」「債務」「購入」から選択できます。)
支払科目の補助科目を指定する
支払科目の補助科目には、支払方法ごとの補助科目をセットするか、消込対象の債務の補助科目をセットするか、商品/仕入先ごとの補助科目をセットするかを選択できます。
詳細は、こちらをご参照ください。