[工事管理 ‐ 工事 ‐ 工事]メニュー
概要
工事原価や売上を工事ごとに管理するために、工事を登録します。工事を登録することで、工事ごとの工事原価や売上の仕訳伝票を登録できます。また、工事ごとの原価帳票を出力できます。
工事の登録方法は、以下の 2通りの方法があります。
工事を1件ずつ登録する
新規に請け負った工事の情報を登録する場合など、工事を1件ずつ登録する場合は、当メニューで登録します。
複数の工事をまとめて登録する
他システムで工事を管理している場合など、複数の工事をまとめて登録する場合は、当メニューの画面左上の「データ受入」から、CSVファイルやテキストファイルなどに出力された工事データを受け入れます。
また、[工事一括登録]メニューで、複数の登録済みの工事を一括でメンテナンスできます。
- 『工数管理 for 奉行Edge 勤怠管理クラウド』をご利用の場合
『工数管理 for 奉行Edge 勤怠管理クラウド』の設定によって、プロジェクトに自動で連携できます。
当サービスで工事を登録すると、『工数管理 for 奉行Edge 勤怠管理クラウド』のプロジェクトとしても登録されます。修正・削除した場合も自動で反映され、プロジェクトマスターの関連付けや二重管理が不要になります。
マスター連携についての詳細は、こちらをご参照ください。
参考 | 最大登録件数は、こちらをご参照ください。 |
入力項目
項目 |
説明 |
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コード |
(英数カナ4~20桁) |
工事番号 | 建築確認済証の確認年月日番号や社内での管理番号などを入力します。 (20文字) |
工事名 | (100文字) |
工事略称 |
(60文字) |
インデックス |
(英数カナ10桁) |
共通工事にする |
間接費を計上するための共通工事にする場合は、チェックを付けます。 |
基本
項目 |
説明 |
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【基本情報】 |
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工期(開始) | [工事予算額]メニューで工事ごとの工事原価(費用)の予算を管理する場合は、入力します。 | ||
工期(終了) | |||
完成日 |
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引渡日 |
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延べ面積(㎡) | 工事現場・建築現場の㎡を入力します。[工事配賦]メニューを実行する際の配賦基準として使用できます。 (整数12桁 小数2桁) |
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延べ面積(坪) |
工事現場・建築現場の坪数を入力します。[工事配賦]メニューを実行する際の配賦基準として使用できます。 |
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建設工事の種類 | 経営事項審査の申請または建設業許可の申請で使用する建設工事の種類を選択します。経営事項審査については、こちらをご参照ください。 | ||
元請または下請 | 元請、下請工事の分類に使用します。[工事一覧表]メニューや[工事台帳]メニューで出力できます。また、[工事経歴書]メニューで出力されます。 | ||
JV | 工事がジョイントベンチャーの場合に「1:共同企業体(JV)」を選択します。[工事経歴書]メニューで出力されます。 | ||
自社利用 | 完成したら資産を計上する工事は、「1:する」を選択します。 「1:する」の工事は、[完成振替]メニューで資産を計上できます。 詳細は、こちらをご参照ください。 |
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備考 |
(40文字) |
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【注文者情報】 |
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注文者コード |
工事の注文者と関連付けます。[注文者別工事一覧表]メニューや[工事一覧表]メニュー、[工事台帳]メニューで出力できます。
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注文者名 |
(60文字) |
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郵便番号 |
(数字10桁) |
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都道府県 |
(12文字) |
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市区町村 |
(24文字) |
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番地 |
(30文字) |
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ビル等 |
(50文字) |
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【配置技術者情報】 |
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配置技術者 | 工事の責任者を指定します。従業員と関連付けます。[配置技術者別工事一覧表]メニューや[工事一覧表]メニュー、[工事台帳]メニューで出力できます。 また、[工事経歴書]メニューで出力されます。 |
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技術者区分 | [工事一覧表]メニューで出力できます。「0:主任技術者」「1:監理技術者」の場合は、[工事経歴書]メニューで出力されます。 |
請負
このページは、[基本]ページの自社利用が「0:しない」の場合に表示されます。
工事の請負日付や請負金額を入力します。入力した請負金額は、[完成振替]メニューで売上の仕訳伝票を作成する際に使用されます。
項目 |
説明 |
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【請負情報】 |
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請負日付 |
自動計算される消費税額の税率は、請負日付と引渡日をもとに、以下のように判定されます。
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請負区分 |
返品・値引があった場合は、「1:返品・値引」を入力します。 |
税抜金額 |
(数字13桁) |
消費税額 |
(数字13桁) |
完成
項目 |
説明 |
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【完成情報】 |
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完成工事高の計上方法 |
[基本]ページの自社利用が「0:しない」の場合に入力できます。 [完成振替]メニューで、売上の仕訳伝票を登録する際の、完成工事高の計上方法を選択します。
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完成区分 |
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進捗度 |
(整数3桁 小数2桁) |
区分
項目 |
説明 |
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【工事区分情報】 |
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工事区分コード1 |
[工事区分]メニューで登録されている工事区分から選択します。
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工事区分コード2 | |||
工事区分コード3 | |||
工事区分コード4 | |||
工事区分コード5 | |||
【親工事情報】 |
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親工事 |
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売上計上
このページは、[基本]ページの自社利用が「0:しない」の場合に表示されます。
[完成振替]メニューで、売上を計上する仕訳伝票を作成する際に、使用する勘定科目などを指定します。
初期では、あらかじめ一般的に使用する勘定科目などが指定された基準値が適用されています。「基準値を使用する」のチェックを外すことで、工事ごとに基準値とは異なる勘定科目などを指定できます。
基準値を変更する手順は、こちらをご参照ください。
項目 |
説明 |
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【振替伝票情報】 |
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基準値を使用する |
基準値を使用しない場合は、チェックを外します。 |
売上科目 - 売上 |
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勘定科目 |
[勘定科目]メニューで登録されている勘定科目から選択します。 |
補助科目 |
[補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。 |
税区分 |
[消費税区分]メニューで登録されている消費税区分から選択します。 |
売上科目 - 返品・値引 |
|
勘定科目 |
[勘定科目]メニューで登録されている勘定科目から選択します。 |
補助科目 |
[補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。 |
税区分 |
[消費税区分]メニューで登録されている消費税区分から選択します。 |
売上科目 - 部門 |
|
部門 |
[部門]メニューで登録されている部門から選択します。 |
売上科目 - 業者 |
|
業者 |
[業者]メニューで登録されている業者から選択します。 |
売上科目 - セグメント1・2奉行V ERP |
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セグメント1・2 |
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売上科目 - 工種 |
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工種 |
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相手科目 - 売上 契約資産 |
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勘定科目 |
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補助科目 |
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税区分 |
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相手科目 - 売上 債権 |
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勘定科目 |
[勘定科目]メニューで登録されている勘定科目から選択します。 |
補助科目 |
[補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。 |
税区分 |
[消費税区分]メニューで登録されている消費税区分から選択します。 |
相手科目 - 返品・値引 債権 |
|
勘定科目 |
[勘定科目]メニューで登録されている勘定科目から選択します。 |
補助科目 |
[補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。 |
税区分 |
[消費税区分]メニューで登録されている消費税区分から選択します。 |
相手科目 - 部門 |
|
部門 |
[部門]メニューで登録されている部門から選択します。 |
相手科目 - 業者 |
|
業者 |
[業者]メニューで登録されている業者から選択します。 |
相手科目 - セグメント1・2奉行V ERP |
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セグメント1・2 |
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相手科目 - 工種 |
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工種 |
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原価振替
このページは、[基本]ページの自社利用が「1:する」の場合に表示されます。
[完成振替]メニューで、資産を計上(原価振替)する仕訳伝票を作成する際に、使用する勘定科目などを指定します。
仕訳例は、こちらをご参照ください。
項目 |
説明 |
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【原価振替情報】 |
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仮勘定科目 |
[完成振替]メニューを実行する際に、原価から振り替える仮勘定科目を入力します。[勘定科目]メニューで登録されている勘定科目から選択します。 |
補助科目 |
[補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。 |
資産勘定科目 |
[完成振替]メニューを実行する際の計上時期が「完成」の場合に、仮勘定科目から振り替える資産勘定科目を入力します。[勘定科目]メニューで登録されている勘定科目から選択します。 |
補助科目 |
[補助科目]メニューで登録されている補助科目から選択します。 |
資産 |
|
部門 |
[部門]メニューで登録されている部門から選択します。 |
業者 |
[業者]メニューで登録されている業者から選択します。 |
セグメント1・2 |
奉行V ERP
|
工事 |
[工事]メニューで登録されている工事から選択します。 |
工種 |
|
入金・有効期間
このページは、[基本]ページの自社利用が「1:する」の場合は、[有効期間]ページと表示されます。
項目 |
説明 |
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【入金情報】 |
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導入前の入金額 |
(数字13桁) |
【有効期間情報】 |
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有効期間(開始) |
|
有効期間(終了) |
こんなときは
工事の情報を印刷する
工事ごとに台帳形式で印刷する場合は、当メニューで印刷します。画面左上の(クイック印刷)をクリックします。
リスト形式で印刷する場合は、[工事一括登録]メニューで印刷します。
一度だけの取引や少額の取引をした注文者を登録する(スポット)
一度だけの取引や少額の取引をした注文者の場合は、スポット注文者として登録します。
詳細は、こちらをご参照ください。
[完成振替]メニューで使用する勘定科目などの基準値を変更する
[完成振替]メニューで売上を計上する仕訳伝票で使用する勘定科目などの基準値を変更できます。
- 工事のコードを未入力の状態にします。
- [F3:基準値設定]を押します。
仕訳伝票で使用していない工事を一括で無効にする
仕訳伝票で使用していない工事を検索できます。
無効な工事は登録件数に含まれないため、定期的にチェックして不要な工事を整理します。
詳細は、こちらをご参照ください。