在庫締めとは
[在庫締め]メニューで在庫締めをすると、伝票の入力を締め切り、指定日時点の当サービスの在庫金額・在庫数量を確定できます。
また、確定した在庫金額をもとに棚卸差額を確定したり、指定日時点の商品の時価(評価単価)を入力すると評価差額を確定できます。
参考 |
在庫締めで入力した「評価単価」で以下の単価を更新することもできます。 |
『勘定奉行クラウド』や『勘定奉行11/10/8』と業務連携(仕訳伝票の作成)する場合
在庫締めで確定した「在庫金額」「棚卸差額」「評価差額」を連携できます。
[在庫取引]メニューに登録されている科目の組み合わせで仕訳伝票が作成されます。
詳細は、こちらをご参照ください。
各仕訳伝票には、以下の項目の金額が計上されます。
[在庫取引]メニューの取引種別 | 在庫締めの金額 |
---|---|
期末棚卸 | 在庫金額 |
棚卸減耗 | 棚卸差額 |
期末評価 | 評価差額 |
在庫締めで行われる処理
在庫金額・在庫数量の確定と入力の制限
棚卸資産評価方法の設定によって棚卸資産の単価が計算され、在庫金額が確定します。
また、指定日までの伝票・実地棚卸・在庫残高が登録・修正・削除できなくなります。
(対象伝票:仕入伝票・売上伝票・入荷伝票・出荷伝票・構成品振替伝票・倉庫振替伝票・荷姿振替伝票・他勘定振替伝票)
参考 |
在庫締め後に変更があった場合は、在庫締めを取り消す必要があります。 |
棚卸差額の確定
[実地棚卸]メニューで登録した棚卸差数(当サービスの現品残数と実数の差)と、確定した在庫金額をもとに、棚卸差額が確定します。
計算式 |
= 在庫単価 × 棚卸差数 |
評価差額の確定
商品の時価を「評価単価」に入力すると、確定した在庫金額をもとに、評価差額が確定します。
計算式 |
= (在庫単価 - 評価単価)× 在庫残数 |