概要
プロジェクトごとに個別精算するかを設定し、以下のような運用ができます。
- 複数のプロジェクトで同じ精算先と取引している場合に、プロジェクトごとに精算締めをする
- プロジェクトごとに精算処理の担当者が分かれている場合などに、プロジェクトを絞り込んで精算締めをする
必要な設定
プロジェクトの設定
プロジェクト別に精算する場合は、[プロジェクト]メニューの[精算]ページで個別精算を「1:個別精算する」に設定します。
プロジェクトごとに精算単位や支払条件が異なる場合
精算単位や支払条件は、精算先の設定にしたがうか、プロジェクトごとに指定するかを選択できます。
1つのプロジェクトに営業債務と営業外債務があり、精算単位や支払条件が異なる場合は、債務区分ごとに精算単位と支払条件を設定することもできます。
債務区分ごとの精算の詳細は、こちらをご参照ください。
例 |
同じ精算先でも、プロジェクトごとに支払方法が異なる場合 支払予定設定で「1:予定を指定する」を選択し、支払方法や支払予定日を指定します。 |
債務伝票の設定
精算締めの基準となるプロジェクトは、[債務伝票]メニューの「精算プロジェクト」で設定します。
『Sシステム』または『奉行V ERPクラウド』や、『蔵奉行クラウド』をご利用の場合
[仕入伝票]メニューのヘッダーのプロジェクトが債務伝票の精算プロジェクトになります。
精算締めでの集計方法
[精算締め]メニューで精算締めをする時点のプロジェクトの設定をもとに、個別精算するプロジェクトの取引はプロジェクト別に集計されます。
個別精算しないプロジェクトの取引は精算宛先別にまとめて集計されます。
参考 |
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