概要
[仕入先]メニューで消費税の計算単位を設定します。
各選択肢の動作を税抜の場合で説明しますが、税込の場合も同様です。
消費税計算 | 説明 |
---|---|
明細単位 | 伝票の明細ごとに消費税を計算します。 |
伝票単位 | 伝票ごとに消費税を計算します。 |
請求書単位 | 精算締めごとに消費税を計算します。 |
参考 |
伝票の明細ごとに消費税を計算する(明細単位)
消費税の計上方法
伝票の明細ごとに消費税が自動的に計算されます。
消費税の調整方法
消費税欄に任意の金額を入力します。
伝票ごとに消費税を計算する(伝票単位)
消費税の計上方法
伝票ごとに消費税が自動的に計算されます。
明細ごとにも消費税が計算され、伝票ごとの消費税と差額がある場合は、自動的に調整されます。
- 伝票ごとに消費税が計算される際の端数処理の設定は、以下の順番で優先されます。
1. 仕入先
2. 仮払消費税科目 - 明細ごとの消費税や調整された消費税(外税調整・内税調整)は、以下の手順で確認できます。
- 「消費税詳細」をクリックします。
- 明細ごとの消費税と調整された消費税が表示されます。
消費税詳細の明細には、調整された消費税が表示されます。
参考 外税調整の明細を自動で作成したくない場合は、伝票の[F5:操作設定]を押すと表示される[操作設定]画面の[運用]ページで、「外税調整明細の自動生成」を「しない」にします。
- 「消費税詳細」をクリックします。
消費税の調整方法
「消費税率別合計」をクリックします。
外税に任意の金額を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
精算締めごとに消費税を計算する(請求書単位)
消費税の計上方法
精算締めごとに消費税が計算されます。
明細ごとにも消費税が計算され、精算締めごとの消費税と差額がある場合は、精算締めを行うと、消費税伝票が作成され、調整されます。
伝票入力時
明細ごとの消費税が自動的に計算されます。
- 明細ごとの消費税は、以下の手順で確認できます。
- 「消費税詳細」をクリックします。
- 明細ごとの消費税が表示されます。
- 「消費税詳細」をクリックします。
精算締め時
精算締めごとに消費税が計算され、調整が必要な場合は、精算締めを行うと以下の消費税伝票が作成されます。
- 精算締日の日付で作成されます。
- 消費税詳細の明細に、消費税の差額だけが計上されます。
- 精算締めごとに消費税が計算される際の端数処理の設定は、以下の順番で優先されます。
1. 仕入先
2. 仮払消費税科目
消費税の調整方法
[精算締め]メニューで精算締めする際に、任意の金額を入力します。
- 消費税を調整する精算先を選択し、[F9:消費税]を押します。
- 消費税額等に任意の金額を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
- [F2:実行]を押します。
運用の途中で消費税計算を変更する
仕入先の消費税計算は、随時変更できますが、毎月の精算締めが終了したタイミングで変更することをおすすめします。
消費税計算を変更する前に登録した伝票の消費税計算は変わりません。月の途中で変更する場合は、登録済みの伝票の消費税計算も変更が必要です。
変更する場合は、以下をクリックして変更します。
『勘定奉行クラウド』や『勘定奉行11/10/8』と業務連携(仕訳伝票の作成)する場合
調整された消費税の仕訳伝票の購入科目は、仮払消費税科目にするか、取引上の明細の購入科目と同じ科目にするかを設定できます。
[仕入管理規程]メニューの[消費税]ページの「消費税調整明細の購入科目に使用する科目」で設定します。