『債務奉行クラウド』の『Bシステム』以上または『債務奉行V ERPクラウド』をご利用の場合
概要
精算先ごとに購入限度額を登録し、伝票の登録時に購入限度額を上回っていないかをチェックできます。
チェックに該当した場合は、警告を表示するか、伝票の登録を禁止できます。
また、『債務奉行クラウド』で[購入限度残高一覧表]メニューを出力できます。
以下の場合を例に、設定の手順を説明します。
例 |
八王子衣料株式会社の購入限度額を500万円とし、債務残⾼が購入限度額を超える場合は、伝票の登録を禁止する。 |
必要な設定
購入限度額をチェックする伝票を設定する
- [法人情報 ‐ 規程 ‐ 仕入管理規程]メニューを選択します。
- [債務管理]ページの購入限度額チェックで、チェックをする伝票について選択し、[登録]ボタンをクリックします。
購入限度額と警告額を設定する
購入限度警告ラインを設定すると、伝票の登録時に購入警告額(購入限度額 × 購入限度警告ライン)を超える場合に警告メッセージが表示されます。
- [取引先管理 ‐ 仕入先 ‐ 仕入先]メニューを選択します。
- [基本]ページの購入限度で、以下のように設定し、[F12:登録]を押します。
-
- 購入限度額に、債務残高の上限額を入力します。
- 購入限度警告ラインに、債務残高が購入限度額の何%になったら警告メッセージを表示するかを入力します。
取引先グループでまとめてチェックする場合
『債務奉行クラウド』の[取引先グループ]メニューで、購入限度額をチェックする単位を設定できます。
取引先グループでまとめてチェックする場合は、以下の金額をもとにチェックされます。
- 取引先グループに含まれる取引先の購入限度額の合計
- 取引先グループに含まれる取引先の債務残高の合計
- 『債務奉行クラウド』の[取引先管理 - 取引先グループ - 取引先グループ]メニューを選択します。
- [債務]ページで「1:グループでまとめてチェックする」を選択します。
- [F12:登録]を押します。