Sシステム奉行V ERP
概要
本支店科目(本店科目、支店科目、内部取引科目)を使用して起票した内部取引がある場合でも、全社の帳票(貸借対照表や損益計算書)を出力する際に、本支店科目を除いて集計できます。
内部取引を相殺する仕訳を、別途起票する必要がありません。
参考 | 当サービスにおける、本支店間の取引がある場合の帳票の集計の概要は、こちらをご参照ください。 |
出力イメージ
例 | 合計残高試算表 |
本支店科目を含めて集計した場合
本支店科目を除いて集計した場合
必要な設定
本支店科目の集計方法を設定する
- [法人情報 - 経理規程 - 経理業務設定]メニューを選択します。
- [経理業務設定]画面の[基本]ページで、「全社の帳票から本支店科目を除いて集計する」にチェックを付けます。
- [登録]ボタンをクリックします。
全社の帳票から除く本支店科目を設定する
- [法人情報 - 経理規程 - 勘定科目 - 勘定科目]メニューを選択します。
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本支店間の取引(内部取引)に使用する勘定科目を登録します。
参考 登録済みの場合は、3. へ進みます。 - [F8:システム科目]を押します。
- [勘定科目 - システム科目設定]画面の[本支店間の取引]ページで、2. で登録した勘定科目など、全社の帳票から除く本支店科目に設定します。
- [登録]ボタンをクリックします。
全社の帳票を出力する
例 | 本支店科目を集計から除いて、 全社の合計残高試算表を出力する |
- [財務会計 ‐ 会計帳票 ‐ 合計残高試算表 ‐ 合計残高試算表]メニューを選択します。
- [合計残高試算表 - 条件設定]画面の[部門]ページで、「本支店科目を除いて集計する」にチェックを付けます。
- 集計期間など、その他の条件も設定して[画面]ボタンをクリックします。
- 本支店科目を除いた全社の帳票を確認できます。
参考 |
本支店科目を除いて集計するかを選択できるメニューは、以下のとおりです。
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参考 |
以下のメニューでは、必ず、本支店科目が集計(実行)から除外されます。 |