Sシステム奉行V ERP
概要
ファクタリング債権の回収やてん末の変更をすると、入金伝票が作成されます。
『勘定奉行』と連携(仕訳伝票の作成)する場合に、この入金伝票から起票できる仕訳伝票について説明します。
| 参考 |
- ファクタリング債権の処理の流れは、こちらをご参照ください。
- 仕訳伝票を作成するかは、入金伝票ごとに設定できます。また、てん末ごとに初期値を設定できます。
作成する仕訳の形式に応じて[債権管理規程]メニューの[債権管理]ページの「初期仕訳伝票作成対象」でてん末ごとに初期値を設定します。 特定の取引だけ仕訳伝票の対象外にする場合は、入金伝票を仕訳伝票の対象外にします。 詳細は、こちらをご参照ください。
- 入金伝票と異なる科目で仕訳伝票を起票したい場合
[仕訳伝票コード設定]メニューで科目の関連付けを変更します。
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回収時
| てん末 |
仕訳の例 |
| 手許 |
| 借方 |
貸方 |
ファクタリング債権 (回収方法の入金科目) |
売掛金など |
支払手数料 (回収方法の手数料科目) |
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てん末変更時
割引
偶発債務を計上しない場合
| てん末 |
仕訳の例 |
| 手許→割引 |
| 借方 |
貸方 |
当座預金 (回収方法の決済科目) |
ファクタリング債権 (回収方法の割引科目) |
ファクタリング債権売却損 (回収方法の割引料科目) |
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支払手数料 (回収方法の決済手数料科目) |
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| 割引→決済 |
仕訳なし |
この場合は、[債権管理規程]メニューの仕訳伝票作成対象を、割引:対象、割引決済:対象外に設定します。
偶発債務を計上する場合
| てん末 |
仕訳の例 |
| 手許→割引 |
| 借方 |
貸方 |
当座預金 (回収方法の決済科目) |
割引ファクタリング債権 (回収方法の割引科目) |
ファクタリング債権売却損 (回収方法の割引料科目) |
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支払手数料 (回収方法の決済手数料科目) |
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| 割引→決済 |
| 借方 |
貸方 |
割引ファクタリング債権 (手許→割引時の割引科目) |
ファクタリング債権 (回収方法の入金科目) |
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この場合は、[債権管理規程]メニューの仕訳伝票作成対象を、割引:対象、割引決済:対象に設定します。
譲渡(『債務奉行iクラウド』の『Sシステム』または『債務奉行V ERPクラウド』をご利用の場合)
偶発債務を計上しない場合
| てん末 |
仕訳の例 |
| 手許→譲渡 |
入金伝票が作成されないため、仕訳伝票も起票できません。 |
| 譲渡 |
『債務奉行クラウド』で、譲渡したファクタリング債権から支払伝票を登録すると、支払伝票から以下のような仕訳伝票を起票できます。
| 借方 |
貸方 |
買掛金 (債務伝票の債務科目) (取引先は譲渡先) |
ファクタリング債権 (回収方法の譲渡科目) (取引先は入金先) |
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| 譲渡→決済 |
仕訳なし |
この場合は、[債権管理規程]メニューの仕訳伝票作成対象を、譲渡決済:対象外に設定します。
偶発債務を計上する場合
| てん末 |
仕訳の例 |
| 手許→譲渡 |
入金伝票が作成されないため、仕訳伝票も起票できません。 |
| 譲渡 |
『債務奉行クラウド』で、譲渡したファクタリング債権から支払伝票を登録すると、支払伝票から以下のような仕訳伝票を起票できます。
| 借方 |
貸方 |
買掛金 (債務伝票の債務科目) (取引先は譲渡先) |
譲渡ファクタリング債権 (回収方法の譲渡科目) (取引先は入金先) |
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| 譲渡→決済 |
| 借方 |
貸方 |
譲渡ファクタリング債権 (譲渡時の回収方法の譲渡科目) (取引先は入金先) |
ファクタリング債権 (回収方法の入金科目) (取引先は入金先) |
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この場合は、[債権管理規程]メニューの仕訳伝票作成対象を、譲渡決済:対象に設定します。
決済
| てん末 |
仕訳の例 |
| 手許→決済 |
| 借方 |
貸方 |
当座預金 (回収方法の決済科目) |
ファクタリング債権 (回収方法の入金科目) |
決済手数料 (回収方法の決済手数料科目) |
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取消
| てん末 |
仕訳の例 |
| 手許→取消 |
| 借方 |
貸方 |
| 売掛金など |
ファクタリング債権 (回収方法の入金科目) |
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