概要
圧縮記帳を適用した場合の償却額や圧縮額など、圧縮記帳を適用した場合の計算式を説明します。
償却額
圧縮記帳を適用した場合の算出償却額の計算方法を説明します。(会計処理方式が「積立金方式」の場合は、算出償却額(税務)だけ以下の計算式で計算されます。)
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注意 |
定率法の資産で取得年度より後に圧縮記帳を適用した場合は、計算方法が異なります。 |
定額法
算出償却額 = 差引取得価額 × 償却率
旧定額法
算出償却額 = (差引取得価額 - 残存価額)× 償却率
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参考 |
5年均等償却の場合は、通常の計算式と同じです。計算方法は、こちらをご参照ください。 |
200%定率法、250%定率法
- 調整前償却額 ≧ 償却保証額の場合
算出償却額 = 差引取得価額 × 償却率
参考
2年目以降の場合は、通常の計算式と同じです。計算方法は、こちらをご参照ください。
- 調整前償却額 < 償却保証額の場合
通常の計算式と同じです。計算方法は、こちらをご参照ください。
旧定率法
算出償却額 = 差引取得価額 × 償却率
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参考 |
2年目以降の計算と5年均等償却の計算は、通常の計算式と同じです。計算方法は、こちらをご参照ください。 |
償却額(定率法の資産で取得年度より後に圧縮記帳を適用した場合)
前期以前に取得した定率法の資産に圧縮記帳を適用する場合、適用した年度の償却額は、圧縮額を考慮して計算されます。
| 参考 | 圧縮額の計算方法については、こちらをご参照ください。 |
200%定率法、250%定率法
- 調整前償却額 ≧ 償却保証額の場合
算出償却額 =(期首帳簿価額 - 圧縮額)× 償却率
参考 合併日付が当期の資産は、以下の計算式になります。
算出償却額 =(合併時帳簿価額 - 圧縮額)× 償却率 - 調整前償却額 < 償却保証額の場合
通常の計算式と同じです。計算方法は、こちらをご参照ください。
旧定率法
算出償却額 =(期首帳簿価額 - 圧縮額)× 償却率
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参考 |
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圧縮額
資産を取得した年度に、圧縮記帳を適用する場合
圧縮額 = 補助金等の額
資産を取得した翌年度以降に、圧縮記帳を適用する場合
- 圧縮記帳日付が前期以前の場合
圧縮額 = 補助金等の額 - 圧縮記帳日付が当期の場合
圧縮額 = 補助金等の額 × 期首帳簿価額 ÷(取得価額 - 前期以前の補助金等の額の合計)
参考 合併日付が当期の資産は、以下の計算式になります。
圧縮額 = 補助金等の額 × 合併時帳簿価額 ÷(取得価額 - 合併日付より前までの補助金等の額の合計)
差引取得価額
差引取得価額 = 取得価額 - 補助金等の額の合計
償却超過額
償却超過額 = 償却超過額 + 前期繰越超過額 - 当期損金認容額
取崩額
取崩額 = 償却超過額
期末残高
期末残高 = 期首残高 + 当期積立額 - 取崩額