概要
精算先との消費税の計算方法の違いによって差額がある場合は、[支払消込]メニューまたは[支払伝票]メニューで「消費税違算」の項目を使用して処理します。
- 消費税違算は、消込対象の債務伝票に課税の明細がある場合だけ計上できます。
消込対象の債務伝票に課税の明細がない場合は、「支払調整」の項目を使用して差額を計上します。
詳細は、こちらをご参照ください。 - あらかじめ[仕入管理科目]メニューに、消費税違算科目として「雑収入」や「雑損失」が登録されているので、差額を雑収入や雑損失として処理できます。
操作手順
[支払消込]メニューで消込する場合
出金額が支払予定額より多い場合はマイナスで、少ない場合はプラスで「消費税違算」に差額を入力します。
「消費税違算」が画面に表示されていない場合は、[支払消込 - 条件設定]画面の[項目選択]ページの支払伝票で選択します。
支払予定額<出金額の場合
例 |
支払予定額:100,000円、出金額:100,001円で、差額:1円の場合 |
参考 |
『勘定奉行クラウド』や『勘定奉行11/10/8』と業務連携(仕訳伝票の作成)する場合 仕訳は以下のように起票されます。
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- 「消費税違算」の入力欄をクリックします。
- 以下の画面が表示されるので、「消費税違算」に -1 円を入力して消込します。
参考 「消費税違算」にマイナス金額を入力すると、「消費税違算科目」は自動で「雑損失」になります。
支払予定額>出金額の場合
例 |
支払予定額:100,000 円、出金額:99,999 円で、差額:1円の場合 |
参考 |
『勘定奉行クラウド』や『勘定奉行11/10/8』と業務連携(仕訳伝票の作成)する場合 仕訳は以下のように起票されます。
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- 「消費税違算」の入力欄をクリックします。
- 以下の画面が表示されるので、「消費税違算」に 1 円を入力して消込します。
参考 「消費税違算」にプラス金額を入力すると、「消費税違算科目」は自動で「雑収入」になります。
[支払伝票]メニューで消込する場合
出金額が支払予定額より多い場合はマイナスで、少ない場合はプラスで「消費税違算」に差額を入力します。
支払予定額<出金額の場合
例 | 支払予定額:100,000円、出金額:100,001円で、差額:1円の場合 |
参考 |
『勘定奉行クラウド』や『勘定奉行11/10/8』と業務連携(仕訳伝票の作成)する場合 仕訳は以下のように起票されます。
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控除明細で「消費税違算」を選択し、-1円を入力します。
参考 | 「消費税違算」にマイナス金額を入力すると、「消費税違算科目」は自動で「雑損失」になります。 |
支払予定額>出金額の場合
例 | 支払予定額:100,000 円、出金額:99,999 円で、差額:1円の場合 |
参考 |
『勘定奉行クラウド』や『勘定奉行11/10/8』と業務連携(仕訳伝票の作成)する場合 仕訳は以下のように起票されます。
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控除明細で「消費税違算」を選択し、1円を入力します。
参考 | 「消費税違算」にプラス金額を入力すると、「消費税違算科目」は自動で「雑収入」になります。 |