債務奉行
概要
『債務奉行クラウド』をご利用の場合は、仕入伝票から自動作成される債務伝票の明細を仕入明細ごとに作成でき、仕入明細と同じ単位で消込ができます。
また、債務伝票に商品名や数量など、仕入明細の内容を引き継ぐこともできますので、仕入内容を確認しながら消込ができます。
債務明細が仕入明細ごとに作成され、仕入明細と同じ単位で消込できます。
必要な設定
1. 債務明細の作成単位を設定する
- [法人情報 ‐ 規程 ‐ 仕入管理規程]メニューを選択します。
- [債務管理]ページの債務明細で、「明細ごとに作成する」を選択し、[登録]ボタンをクリックします。
参考 債務明細の作成単位の詳細は、こちらをご参照ください。
2. 債務伝票に引き継ぐ仕入明細の内容を登録する
仕入明細の内容は、債務明細の任意項目に引き継げます。
あらかじめ、[債務連携]メニューで商品ごとに、引き継ぐ仕入明細の内容を登録します。
参考 | [商品]メニューの[基本]ページ、[仕入]ページで個別に登録することもできます。 |
以下のように、仕入明細の内容が債務明細の任意項目に引き継がれます。
- 仕入伝票
- 債務伝票
例 |
「商品名」「数量」「単価」を引き継ぐ場合を例に手順を説明します。 |
- [商品管理 ‐ 商品 ‐ 債務連携]メニューを選択します。
- 集計条件を設定し、[画面]ボタンをクリックします。
- [@商品名]の後にカーソルをあわせて、をクリックします。
- 数量を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- をクリックします。
- 単価を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- [@数量]と[@単価]の間に「×」を入力します。
- [F12:登録]を押します。
参考 『債務奉行クラウド』の[任意項目]メニューで任意項目を登録している場合は、「任意項目コード」を入力して商品と任意項目を関連付けできます。
- 完了すると、処理結果が表示されます。
結果を確認したら[閉じる]ボタンをクリックします。
参考 登録に失敗したデータがある場合は、未処理データ一覧を出力できます。
操作手順
- [債務管理 ‐ 支払処理 ‐ 支払消込]メニューを選択します。
- 「支払消込(消込)」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- 条件設定で以下のように設定し、[画面]ボタンをクリックします。
- [基本]ページ
支払伝票作成単位は、どの単位でも仕入明細ごとに消込できます。 - [項目選択]ページ
債務伝票で「任意項目」を選択します。
参考 「任意項目」の項目選択は、次回以降は必要ありません。
- [基本]ページ
- 以下のように消込する明細を選択します。
- [F5:債務伝票]を押します。
- 債務明細が表示されるので、消込する支払予定か債務明細にチェックを付けます。
- [F2:実行]を押します。