奉行V ERP
概要
IFRSでは再リース契約分も売買処理として扱うため、IFRSのリース資産を再リースする場合は、[再リース]ページではなく再リース契約分を別資産として登録します。
ここでは、[リース資産情報]メニューで、再リース契約分を別資産として登録する操作方法を説明します。
参考 | 例外として、少額リース資産で賃貸借処理している場合は[再リース]ページで登録します。 詳細は、こちらをご参照ください。 |
操作手順
例 | ![]() |
リース開始時点で再リースが確実かどうかで登録方法が異なります。
- リース契約開始時点から再リースが確実な場合
- リース契約終了後に再リース契約した場合
リース契約開始時点から再リースが確実な場合
再リースが確実な場合は、本契約のタイミングで再リース契約分を別資産として登録します。
- [資産管理 ‐ 資産情報 ‐ リース資産情報 ‐ リース資産情報]メニューを選択します。
- 本契約のリース資産を登録します。
- 「リース期間」「リース開始日付」「リース終了日付」に、本契約分と再リース契約分をあわせた期間を入力します。
- 「支払回数」「支払開始日付」「基本リース料」などのその他の項目については、本契約分の内容を入力します。
- [F12:登録]を押します。
- 再契約分を別資産として登録します。
- 「リース期間」「リース開始日付」「リース終了日付」に、本契約分と再リース契約分をあわせた期間を入力します。
- 「支払回数」「支払開始日付」「基本リース料」などのその他の項目については、再リース契約分の内容を入力します。
- 「取引区分」「処理方法」を以下のように設定します。
- 日本基準(会計):オペレーティング・リース
- IFRS:所有権移転外ファイナンス・リース(売買処理)
- [F12:登録]を押します。
リース契約終了後に再リース契約した場合
本契約のリース期間終了後、再リース契約するタイミングで再リース契約分を別資産として登録します。
- [資産管理 ‐ 資産情報 ‐ リース資産情報 ‐ リース資産情報]メニューを選択します。
- 再契約分を別資産として登録します。
- すべての項目に、再リース契約分の内容を入力します。
- 「取引区分」「処理方法」を以下のように設定します。
- 日本基準(会計):オペレーティング・リース
- IFRS:所有権移転外ファイナンス・リース(売買処理)
- すべての項目に、再リース契約分の内容を入力します。
- [F12:登録]を押します。