概要
[算定基礎処理]メニューの入力例として、4月、5月に途中入社した場合を説明します。
5月31日以前に入社した社員の場合は、算定基礎届を提出する必要があります。
ただし、途中入社月に 1 ヵ月分が支給されていない場合は、支払基礎日数が 17 日以上であっても入社の翌月からが算定対象月となります。
例 |
5月 6日に途中入社した場合で、支払基礎日数が 17 日の場合 |
4月 | 5月 | 6月 | |
---|---|---|---|
固定給 |
0 円 |
200,000 円 |
240,000 円 |
残業手当 | 0 円 | 0 円 | 21,000 円 |
計 | 0 円 | 200,000 円 | 261,000 円 |
3 ヵ月合計 | 461,000 円 |
5月、6月の 2 ヵ月間の単純平均は以下のとおりです。
461,000 円 | ÷ 2 = | 230,500 円 |
5月・6月の合計 |
単純平均 |
入社した 5月分は 1月分支給されていないので、次のような修正平均によって、5月を除いた 6月だけの報酬で、9月以降受けるであろう額を算定します。
261,000 円 | = | 261,000 円 |
6月だけの報酬 | 修正平均 |
当サービスでの入力例
- [算定基礎処理 - 条件設定]画面の[詳細]ページで、「賃金カット・遅払月を入力する」にチェックを付け、[画面]ボタンをクリックします。
- [算定基礎処理]画面で、以下のように登録します。
賃金カット・遅払月に、入社した月(5月)を入力します。
備考の「途中入社」にチェックを付け、「その他」に入社年月日を入力します。
参考 |
賃金カット・遅払月に入力された月は、平均額の算定から除かれます。 |