概要
原価発生時の仕訳伝票で「未成支出金科目を使って入力する」を選択している場合に、[棚卸振替]メニューで作成される仕訳例を紹介します。
| 注意 |
原価発生時の仕訳伝票で、未成支出金科目を使って伝票を登録している場合は、[棚卸振替]メニューを実行する必要はありません。[棚卸振替]メニューでは、未完成の工事原価を未成支出金科目に振り替える(振り戻す)仕訳を作成しますが、原価発生時に未成支出金科目を使っている場合は、すでに未成支出金科目に金額が計上されているためです。 |
前提条件
- [原価管理設定]メニューの原価発生時の仕訳伝票で、「未成支出金科目を使って入力する」を選択している
-
[原価管理科目体系]メニューで、原価管理科目「材料仕入高」に以下の対象勘定科目と未成支出勘定科目が設定されている
対象勘定科目 材料仕入高 未成支出勘定科目 未成材料仕入高 - 原価科目を使って、以下の原価発生時の仕訳が登録されている
借方 貸方 材料仕入高
<工事A>1,000 工事未払金
<工事A>1,000 材料仕入高
<工事B>2,000 工事未払金
<工事B>2,000 材料仕入高
<工事C>3,000 工事未払金
<工事C>3,000
期末(月末)の棚卸伝票の仕訳例
[棚卸振替]メニューで、未完成の工事原価を未成工事支出金に振り替える以下の仕訳が作成されます。
決算のタイミングで、原価が発生した工事が未完成の場合に、工事原価と売上総利益の金額を把握するための仕訳です。
[原価管理科目体系]メニューで設定した、対象勘定科目から未成支出勘定科目に振り替えられます。
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 未成材料仕入高 <工事A> |
1,000 | 材料仕入高 <工事A> |
1,000 |
| 未成材料仕入高 <工事B> |
2,000 | 材料仕入高 <工事B> |
2,000 |
| 未成材料仕入高 <工事C> |
3,000 | 材料仕入高 <工事C> |
3,000 |
期首(月初)の振戻伝票の仕訳例
[棚卸振替]メニューで、未成工事支出金を工事原価に振り戻す以下の仕訳が作成されます。
期末(月末)に、未完成の工事原価を未成工事支出金に振り替えた仕訳を、振り戻すための仕訳です。
[原価管理科目体系]メニューで設定した、未成支出勘定科目から対象勘定科目に振り戻します。
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 材料仕入高 <工事A> |
1,000 | 未成材料仕入高 <工事A> |
1,000 |
| 材料仕入高 <工事B> |
2,000 | 未成材料仕入高 <工事B> |
2,000 |
| 材料仕入高 <工事C> |
3,000 | 未成材料仕入高 <工事C> |
3,000 |