概要
複数の利用者で当サービスを利用する場合に、利用者によって参照できる社員の部門や役職などを制限したい場合は、[利用者権限]メニューで権限を設定します。
権限が許可された部門、役職などに属する社員に対してだけ、社員情報の入力や管理資料の集計ができます。
設定できる権限は以下のとおりです。
部門 |
役職 |
勤務地 |
職種 |
職務 |
資格等級 |
任意項目1~3 |
雇用区分 |
区分1~5 |
必要な設定
- メインメニュー右上の
から[運用設定]メニューを選択します。
-
[権限]ページの社員権限で「使用する」を選択し、権限設定単位を設定します。
参考 権限は「上長用」と「業務担当者用」で分けて設定できます。
- 社員権限[上長用]で「使用する」を選択すると、上長や拠点長がWebアプリの[タイムカード入力]メニューや管理資料で、入力・参照できる社員の部門や役職などを設定できます。
- 社員権限[業務担当者用]で「使用する」を選択すると、業務担当者(勤怠管理者)が[タイムカード入力]メニューや管理資料で、入力・参照できる社員の部門や役職などを設定できます。
- [登録]ボタンをクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
操作手順
部門に権限を設定する手順を例に、権限の設定方法を説明します。
例 |
Webアプリの[タイムカード入力]メニューや管理資料などで、上長や拠点長が入力・参照できる社員の部門を設定します。
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- メインメニュー右上の
から[利用者権限 - 社員権限[上長用]]メニューを選択します。
- [社員権限[上長用] - 条件設定]画面で、設定するOBCiD(利用者)を指定します。
-
付与方法で「利用者に権限を付与する」を選択します。
参考 付与方法は、当サービスのマスターと『管理ポータル』の組織を連携している場合に表示されます。組織単位で権限を設定する場合は、「組織単位に権限を付与する」を選択します。
組織単位で権限を設定すると、異動があった場合(札幌支店長が大阪支店長として異動した場合など)に、社員情報の所属を変更するだけで、権限が反映されます。利用者ごとに設定を変更する必要ありません。 - OBCiDにチェックを付け、設定する利用者のOBCiDを指定します。
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付与方法で「利用者に権限を付与する」を選択します。
- [画面]ボタンをクリックします。
- 各部門に対して権限を設定します。[Space]キーを押すか、ダブルクリックすると設定できます。
- 山田 一朗さんは、「営業部 東日本営業課」だけを「〇:許可」に設定します。
- 小川 いずみさんは、「管理部 経理課」だけを「〇:許可」に設定します。
山田 一朗さんは「営業部 東日本営業課」以外の社員、小川 いずみさんは「管理部 経理課」以外の社員については、Webアプリの[タイムカード入力]メニューで勤務データの入力・参照や、管理資料の集計ができません。
参考
「全部門の権限を付与する」にチェックを付けると、すべての部門に所属する社員について入力・参照できます。また、運用途中に部門が増えた場合でも、追加した部門に対して権限を付与する必要がありません。付与しなくても「〇:許可」になります。
- [F12:登録]を押します。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
参考 |
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