Sシステム奉行V ERP
概要
[リース資産情報]メニューの[減損]ページで、売買処理リース資産に個別に減損損失を計上する場合の操作手順を説明します。
減損後の償却額の計算方法については、こちらをご参照ください。
参考 |
[減損]ページは、取引区分・処理方法が以下の場合に表示されます。
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操作手順
当期に減損損失を計上する
- [資産管理 - 資産情報 - リース資産情報 - リース資産情報]メニューを選択します。
- [減損]ページで、減損履歴情報を設定します。
- 減損日付 :減損損失額を計上する日付を入力します。
減損後計算開始月 :減損を加味した償却費計算を開始する月を設定します。
残存耐用年数 :減損適用時点で見直した経済的残存使用年数を入力します。
減損後残存価額 :減損適用時点で見直した減価償却が終わったときに残る資産価値を入力します。 - 減損損失額を入力します。
- 減損日付 :減損損失額を計上する日付を入力します。
- [F12:登録]を押します。
参考 |
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前期以前に減損損失を計上している資産を新規登録する
- [資産管理 - 資産情報 - リース資産情報 - リース資産情報]メニューを選択します。
- [償却]ページの期首帳簿価額(会計)に、減損損失額を加味した金額を入力します。
- [減損]ページで、減損履歴情報を設定します。
- 減損日付 :減損損失額を計上する日付を入力します。
減損後計算開始月 :減損を加味した償却費計算を開始する月を設定します。
残存耐用年数 :減損適用時点で見直した経済的残存使用年数を入力します。
減損後残存価額 :減損適用時点で見直した減価償却が終わったときに残る資産価値を入力します。
減損前帳簿価額 :減損適用前の帳簿価額を入力します。 - 減損損失額を入力します。
- 減損日付 :減損損失額を計上する日付を入力します。
- [F12:登録]を押します。
基礎となる金額を確認する
以下の条件を満たす場合は[F9:基礎金額]が表示され、「償却額計算の基礎となる金額」を確認できます。
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定率法の資産
参考 200%定率法・250%定率法の資産は、[経理業務設定]メニューの減損後償却費計算が「旧定率法での計算額に9分の10を乗じる」の場合に表示されます。
- 減損後残存価額が0円
- 前期以前の減損
当サービスが自動計算した金額が表示されていますが、手入力で修正できます。
「もとに戻す」をクリックすると自動計算した金額に戻ります。
参考 | 基礎となる金額とは 減損後残存価額が 0 円になった場合は、減損後の償却率を求めることができないため、残存耐用年数に応じた仮の償却率を使用して償却額計算したとして期末帳簿価額を計算します。 計算された期末帳簿価額が、翌期での仮の期首帳簿価額(基礎となる金額)となります。 |