[財務会計 ‐ 取引入力 ‐ 取引入力 ‐ 銀行入出金明細入力]メニュー
概要
当メニューでは、銀行から取得した入出金明細のデータを、通帳に近い形式で確認しながら仕訳を入力できます。
通帳に近い形式で入出金明細や残高を確認できるので、お手元で把握している残高と照合しながら、漏れなく起票できます。
また、入出金データの特定の項目と仕訳伝票との関連付けを銀行入出金明細辞書として登録できるので、定期的に発生する取引の場合は、次回から仕訳伝票が自動表示され、スピーディーに起票できます。
参考 |
金融機関では一定期間、入出金明細データを保有しています。期間が過ぎると受信できなくなるため、期間内にデータを受信してください。 |
基本操作
銀行から取得した入出金明細のデータをもとに入力する
詳細は、こちらをご参照ください。
こんなときは
意図した入出金明細が画面に表示されない
意図した入出金明細が画面に表示されない場合は、[銀行入出金明細入力]画面の「法人口座一覧」で「本日あと○回」をクリックし、入出金明細を更新してください。
本日取得可能な残りの回数は、[銀行入出金明細入力]画面で確認できます。
以下の操作につき、1回とカウントされます。
- 当サービスのメインメニューを起動する
- 午前 9 時以降の1回だけ、カウントします。
- 金融機関やMoneyLookのシステムメンテナンスが実施される場合は、入出金明細が自動で取得されないことがあります。
- [銀行入出金明細入力]画面の「本日あと○回」をクリックして手動で取得する
残高が0円で表示される
[銀行入出金明細入力]画面の「法人口座一覧」で残高が0円で表示される場合は、以下の理由が考えられます。
- 銀行側が入出金明細の残高を公開していない場合
MoneyLook側で明細ごとの残高を確認できない場合は、当サービスでも確認できません。
MoneyLook側で明細の「残高」列が0円の場合は、インターネットバンキング上で残高を確認してください。
- [銀行入出金明細入力]画面右上の「連携情報を確認する」をクリックします。
- MoneyLookの画面が表示されるので、画面左側の[銀行総合明細]をクリックします。
- 画面上部で、残高が0円で表示される口座をクリックします。
- 画面下部に表示される明細の「残高」列が0円になっていないか確認します。
- 銀行側への認証切れなどの理由で入出金明細を取得できていない場合
対処方法は、こちらをご参照ください。 - 入出金の取引が1件もない場合
法人口座を登録する
[銀行入出金明細入力]画面の「法人口座一覧」で「新しい法人口座を追加」をクリックするか[F5:法人口座]を押します。
詳細は、こちらをご参照ください。
入出金明細をファイルで受け入れる
[銀行入出金明細入力]画面の「法人口座一覧」でファイルを受け入れる法人口座を選択し、をクリックするか[F9:アップロード]を押します。
[参照]ボタンをクリックして、入出金明細のファイル名を指定します。
受入可能な入出金明細ファイルの形式一覧は、こちらをご参照ください。
入出金明細が取得できない
[銀行入出金明細入力]画面で入出金明細が取得できない場合は、以下の理由が考えられます。
- 銀行との認証が切れた場合
対処方法は、こちらをご参照ください。 - 最近の入出金明細が存在しない場合
一定以上過去の入出金明細は取得できないため、最近の入出金明細がない場合は取得できません。
なお、銀行によって取得できる期間は異なります。 - 表示期間が意図しない日付になっている場合
[銀行入出金明細入力]画面には、画面上部の「表示期間」で指定した範囲の入出金明細が表示されます。意図した表示期間に変更し、入出金明細が表示されるか確認します。
仕訳にする際の自科目や初期表示する明細を設定する
[銀行入出金明細入力]画面でまたは[F3:設定]を押すと、以下を設定できます。
- 仕訳にする際の勘定科目(預金科目)、補助科目、部門など
- 初期表示する明細
表示期間内のすべての明細を表示するか、未起票の明細だけを表示するか設定します。 - 同じ伝票日付の明細を1枚の仕訳伝票にまとめて登録する
詳細は、こちらをご参照ください。 - 仕訳伝票区分
MoneyLookなどと連携して登録した仕訳伝票を他の仕訳伝票と区別する場合は、仕訳伝票区分を指定します。
仕訳伝票区分ごとに仕訳伝票No.を付番できるため、仕訳伝票No.を区別する場合も仕訳伝票区分を指定します。 - 初期表示する伝票摘要
各明細行に入力する摘要に加えて、仕訳伝票全体に関わる摘要(伝票摘要)を使用する場合に設定できます。
伝票摘要の詳細は、こちらをご参照ください。 - 辞書として登録する/しない
入出金データを仕訳伝票に変換する際のルール(辞書)を自動学習する際に、銀行入出金明細辞書として登録するかを項目ごとに設定します。
例 スマートフォンの利用料金の支払いを部門ごとに計上する場合
仕訳上の部門は都度入力するので、部門は銀行入出金明細辞書として学習する必要はありません。
その場合は、部門で「しない」を選択します。 - 初期表示する摘要
- 仕訳伝票の合計/差額表示
[仕訳伝票入力]メニューのように、「借方合計」「貸方合計」「貸借差額」を表示するか設定します。 - 出力する項目や順番
「起票待ち」の明細に自動でチェックが付かないようにする
内容を確認して、実際に起票する明細に自分でチェックを付ける場合は、または[F3:設定]を押し、[基本]ページの「明細リスト」で「集計後に起票待ちの明細に自動でチェックを付ける」のチェックを外します。
明細の処理状態が「未入力」になる
未入力の項目がある場合、明細の処理状態がとなります。
明細をクリックして、未入力の項目を入力します。
- 1:Nの仕訳の場合
指定した預金科目の金額以外はシステム側で判断できないため、となります。 - [銀行入出金明細辞書]メニューで未学習である仕訳の場合
銀行入出金明細を起票対象外にする
他のメニューで仕訳伝票を登録済みの場合など、当メニューで仕訳伝票を作成する必要がない場合は、「起票対象外」にします。
- 1明細ずつ起票対象外にする
起票対象外にする入出金明細を選択して、[F6:起票対象外]を押します。 - 複数明細まとめて起票対象外にする
起票対象外にする入出金明細にチェックを付けて、「一括対象外」をクリックします。
「次回以降も起票対象外とする」にチェックを付けると[銀行入出金明細辞書]メニューにルールとして登録され、次回以降は自動で「起票対象外」となります。
起票対象外を解除する場合は、表示期間の下にある「すべて」をクリックし、解除する明細にチェックを付けて「一括対象外解除」をクリックします。
勘定科目の残高と入出金明細の残高を突合する
仕訳を入力した後に、勘定科目の残高(科目残高)と入出金明細の残高を突合することで、起票漏れや重複がないか確認できます。
表示期間の下にある「すべて」をクリックし、「通帳残高と勘定科目残高を比較する」にチェックを付けると、勘定科目の残高が表示されます。
通帳残高は「残高」、勘定科目残高は「科目残高」で確認します。
参考 |
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やが表示される条件を確認する
入出金データから仕訳伝票を作成する際に、項目と明細内容の関連付けを自動で学習します。
学習したルールは[銀行入出金明細辞書]メニューに登録され、たった今学習した取引には、過去に学習した取引にはが表示されます。
やをクリックすると、自動学習した内容が表示されるので、その場で編集できます。
項目 | 説明 |
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[銀行入出金明細辞書]メニューに登録された学習内容とマッチングして、仕訳の内容(勘定科目など)が自動でセットされた取引を指します。 |
「辞書メンテナンス」をクリックすると、[銀行入出金明細辞書]メニューにジャンプして、現在選択している法人口座に関連付いたルール(辞書)を追加、修正、削除できます。
辞書を呼び出す
「辞書を呼び出す」をクリックすると、[銀行入出金明細辞書]メニューに登録されているルール(辞書)を呼び出せます。
詳細は、こちらをご参照ください。
定型仕訳伝票を呼び出す
「定型仕訳伝票を呼び出す」をクリックすると、[定型仕訳伝票]メニューで登録した定型仕訳伝票を呼び出せます。
また、[F6:定型挿入]を押すと入力中の仕訳伝票に定型仕訳伝票を挿入できます。
詳細は、こちらをご参照ください。
過去の仕訳伝票からコピーする
「過去の仕訳伝票からコピーする」をクリックすると、過去に登録した仕訳伝票を呼び出せます。
詳細は、こちらをご参照ください。
証憑と仕訳伝票を関連付ける
関連付ける方法が2つあります。
参考 |
アップロード済みの証憑を自動で添付する アップロード済みの証憑の証憑項目の「日付」「金額」が入金・出金明細と一致している場合に、証憑を自動で添付できます。 |
仕訳伝票に添付した証憑を並び替える
証憑を並び替えたい仕訳伝票を画面に表示して、「証憑 ○件」をクリックします。
仕訳伝票に添付した証憑が表示されるので、やを押して並び替えます。