[法人情報 ‐ 給与規程 ‐ 給与基本設定]メニュー
概要
給与支給日、勤怠締日、所得税の計算、給与予備月など、当サービスで給与計算をする上で必要な情報を登録します。
入力項目
基本
項目 |
説明 |
給与支給日 |
社員によって給与支給日が異なる場合は、代表的な給与支給日を入力します。 [給与体系]メニューの[給与支給日等]ページで、各月の給与支給日の初期値として表示されます。
(0~31)
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勤怠締日 |
社員によって勤怠締日が異なる場合は、代表的な勤怠締日を入力します。 [給与体系]メニューの[給与支給日等]ページで、各月の賃金計算期間の初期値として表示されます。
(0~31)
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給与体系 |
社員によって明細書の項目や給与の月ごとの賃金計算期間、残業の割増率などが異なる場合は、複数の給与体系を登録することで分けて設定できます。「使用する」を選択すると[給与体系]メニューで複数の給与体系を登録できます。
例 |
正社員とパート社員で明細書の項目名や支給控除項目の計算式が異なる場合などは、正社員用とパート社員用の給与体系を登録します。 |
詳細は、こちらをご参照ください。
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端数調整金額 |
給与や賞与の支払の際に端数調整する場合は、端数とする調整金額を入力します。
例 |
給与や賞与の支払の際に、1,000円未満の端数金額を翌月に繰り越す場合は、「1000」と入力します。 |
(数字6桁)
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所得税の計算 |
- 給与所得に対する月額表甲欄の源泉徴収税額の計算方法を選択します。
- 「機械計算」を選択した場合は、財務省告示による「月額表の甲欄を適用する給与等に対する税額の電算機計算の特例」を使用します。
詳細は、こちらをご参照ください。
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基準日 |
総務人事奉行
- 『総務人事奉行クラウド』の人事情報(異動履歴、組織体系、賃金改定履歴、雇用履歴)の基準日を指定して運用するかを選択します。
-
各選択肢について説明します。
- 使用しない
基準日を指定せず、最新の人事情報で運用する場合に選択します。
- 使用する
基準日を指定して運用する場合に選択します。給与処理や賞与処理の明細付加情報に、基準日時点の人事情報の内容が登録されます。
例 |
給与処理: 3月末締め、 4月25日支払い
異動発令: 4月 1日
「使用する」の場合は、基準日を指定して給与処理ができるので、給与処理の終了を待たずに人事奉行で異動発令できます。
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年末調整精算月の所得税計算 |
選択肢によって、以下のように源泉徴収税額が計算されます。
例 |
年末調整の精算月が12月の場合
- 「省略しない」を選択した場合
12月の所得税を含めて源泉徴収税額(1月~12月の所得税の総額)が計算されます。
- 「省略する」を選択した場合
12月の所得税を含めないで源泉徴収税額(1月~11月の所得税の総額)が計算されます。
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過不足税額の計上場所 |
- 年末調整精算月の所得税計算が「省略する」の場合に選択できます。
- 年末調整による過不足税額を、給与(賞与)明細書の「過不足税額欄」に計上するか、「所得税欄」に計上するかを選択します。
- 12月分給与(賞与)明細書の過不足税額の表示方法については、こちらをご参照ください。
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給与処理月の更新 |
- 当サービスを利用する担当者が複数いる場合に表示されます。
- 翌月の給与処理を開始するメニューを[月次更新]メニューまたは[給与処理]メニューから選択します。
- 「[月次更新]メニューで行う」を選択した場合は、[月次更新]メニューを実行して翌月の給与処理を開始してから、[給与処理]メニューで給与処理を行います。月次更新を実行しないと、翌月の給与処理を行うことはできません。
参考 |
複数の担当者がいるため、管理者が適切なタイミングで翌月の給与処理を開始したい場合は、[月次更新]メニューをご利用ください。
例 |
人事担当者と給与担当者が分かれていて、人事側のメンテナンスが完了してから翌月の給与処理を開始したい。そのため、人事担当者から完了の報告をもらってから、管理者が給与処理を開始する運用をしたい。 |
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- 「[給与処理]メニューで行う」を選択した場合は、[給与処理]メニューの条件設定画面で、処理月を翌月に進めてください。
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勤怠データ直接受入方法 |
勤怠管理
- 勤怠データ受入の流れは、こちらをご参照ください。
-
各選択肢について説明します。
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給与予備月
項目 |
説明 |
予備月1回~3回 |
[給与処理]メニューの12ヵ月分の給与の他に、「予備月」を3回追加できます。 予備月の利用については、こちらをご参照ください。 |
明細書
給与明細書の項目数を拡張できます。
注意 |
- 項目数を拡張すると、[給与処理]メニューの明細書入力画面が、横型から縦長の入力画面に変わります。また、[賞与処理]メニュー、[還付金明細書]メニューも縦長に変更されます。
- 項目数を拡張した場合は、『奉行Edge 給与明細電子化クラウド』のWeb照会またはメール配信で、従業員へ明細書を公開または配信してください。
サプライ用紙への印刷はできません。
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項目 |
説明 |
項目数 |
勤怠日数と勤怠時間を30項目まで拡張できます。
参考 |
項目数の初期値(明細書は横型)は以下です。
- 勤怠日数: 9項目
- 勤怠時間:10項目
- 支給 :20項目
- 支給内訳:10項目
- 控除 :20項目
- 控除内訳:10項目
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項目数拡張 奉行V ERP
勤怠日数・勤怠時間・支給・支給内訳・控除・控除内訳を、それぞれ99項目まで拡張できます。
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給与処理画面イメージ |
[給与処理]メニューの給与処理画面のイメージが表示されます。 項目数を拡張すると、横型から縦長のイメージに変わります。
- 項目数:初期値(横型)
- 項目数:拡張後(縦長)
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