概要
摘要に、「○月分支払」など、登録する仕訳伝票によって変動する内容を入力する場合は、代入項目を使用した摘要(代入摘要)が活用できます。
代入摘要を活用すると、起票している仕訳伝票の情報を使用して摘要が自動変換され、効率よく作業できます。
ここでは、[定型仕訳伝票]メニューで代入摘要を使用した定型仕訳伝票を登録しておく場合を例に、手順を説明します。
操作手順
例 |
前月の水道光熱費の支払の仕訳で、伝票日付が 5月の場合は、摘要に「4月分支払」と前月の月を表示させる |
代入摘要を使用した定型仕訳伝票を登録する
- [財務会計 - 取引入力 - 取引入力補助 - 定型仕訳伝票]メニューを選択します。
- 摘要内容欄の
をクリックするか、[F4:代入項目]を押します。
- [代入項目検索]画面で、代入キーの「[@前月]」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
参考
- 伝票日付の書式を変更する場合は、[代入項目検索]画面で[書式設定]ボタンをクリックします。
[伝票日付書式指定]画面で、半角/全角や、1 桁の日付の前に 0(ゼロ)を付けるかを選択できます。 -
伝票摘要をご利用の場合
伝票摘要の摘要内容欄では、[代入項目検索]画面で、項目種別が「借方明細情報」「貸方明細情報」の代入キーを選択できません。
- 伝票日付の書式を変更する場合は、[代入項目検索]画面で[書式設定]ボタンをクリックします。
- [@前月]に続けて、「月分支払」と入力します。
- [F12:登録]を押して、定型仕訳伝票を登録します。
登録した定型仕訳伝票を呼び出す
- [財務会計 ‐ 取引入力 ‐ 仕訳伝票入力]メニューを選択します。
- 伝票日付が 5月の場合は、代入摘要を使用した定型仕訳伝票を呼び出すと、[@前月]の部分に「4」が入り、「4月分支払」と表示されます。