Sシステム奉行V ERP
概要
利息利子率の計算式と消費税の扱いについて説明します。
計算方法
支払区分が「前払い」「後払い」で計算方法が異なります。
PV:取得価額
P :基本リース料
t :支払回数
C :支払間隔
i :利息利子率
RV:残価保証額
以下の式を満たすようなiが利息利子率になります。
前払い(1回目の利息がない)
後払い(1回目の利息がある)
参考 |
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前払リース料がある場合の計算方法
PV:取得価額
P :基本リース料
t :支払回数
a :前払リース料充当回数
C :支払間隔
i :利息利子率
RV:残価保証額
以下の式を満たすようなiが利息利子率になります。
前払い(1回目の利息がない)
後払い(1回目の利息がある)
参考 |
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消費税額の扱い
上記の計算式で「P」(基本リース料)、「PV」(取得価額)が、「税込」「税抜」どちらの金額になるかは、売買処理リース資産の消費税計上方法で変わります。
過年度に契約したリース資産の場合は、[リース資産情報]メニューの売買処理リース資産の消費税計上方法にしたがいます。
消費税債務として計上する | 税抜金額 |
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リース債務に含める | 税込金額 |
課税仕入の対象となる消費税額は、取得価額の消費税額になります。
参考 |
[経理業務設定]メニューのリース資産の取得価額が「自動計算する」場合は、貸手の購入価額等が明示されているかどうかで取得価額の消費税額に表示される金額が変わります。
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