概要
伝票入力担当者が入力した仕訳伝票に対して、権限のある利用者(伝票承認者)が承認することで、会計帳票などの管理資料に金額を反映させます。
- 外部のシステムから受け入れた仕訳伝票など、内容の正当性がすでに保証されている仕訳伝票に対しては、「承認済」の仕訳伝票として登録することができます。
- 承認された仕訳伝票は、伝票承認者以外は修正・削除ができなくなります。
参考 | 『Sシステム』または『奉行V ERPクラウド』をご利用の場合は、管理会計伝票は承認の対象になりません。 管理会計伝票の詳細は、こちらをご参照ください。 |
イメージ
- 承認機能を使用しない
- 承認機能を使用する
必要な設定
仕訳伝票を承認するには、事前準備が必要です。
流れ
仕訳伝票が承認された場合
伝票入力担当者 | 伝票承認者 | |||
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仕訳伝票の登録・承認依頼 | ||||
[仕訳伝票入力]メニューなどで[F12:申請]を押して仕訳伝票を登録し、承認を依頼します。 この時点の仕訳伝票は「未承認」です。 |
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仕訳伝票の確認 | ||||
承認すべき仕訳伝票の件数がダッシュボードに表示されるのでクリックします。 |
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仕訳伝票承認 | ||||
「承認」をクリックし、すべて承認したら[実行]ボタンをクリックします。 この時点の仕訳伝票は、最終承認が完了していれば「承認済」です。
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仕訳伝票が否認された場合
伝票入力担当者 | 伝票承認者 | |||
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否認された伝票の確認 | ||||
ダッシュボードに「否認伝票があります」と表示されるので、クリックします。 この時点の仕訳伝票は「否認」です。 |
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仕訳伝票の修正・承認依頼 | ||||
[F9:修正]を押して仕訳伝票を修正し、[F12:確定]を押します。 |
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仕訳伝票の確認 | ||||
承認すべき仕訳伝票の件数がダッシュボードに表示されるのでクリックします。 |
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仕訳伝票承認 | ||||
「承認」をクリックし、すべて承認したら[実行]ボタンをクリックします。 |
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この時点の仕訳伝票は、最終承認が完了していれば「承認済」です。
否認した仕訳伝票をすべて承認したら、承認処理は完了です。 |
こんなときは
ワークフローを変更する奉行V ERP
複数のワークフローがあり、申請するワークフローを変更する場合は、ワークフロー名をクリックして変更します。
申請前の仕訳伝票の場合に、ワークフローを変更できます。
参考 |
申請後の仕訳伝票のワークフローは、否認されるまでは変更できません。 |