[法人情報 ‐ 休暇規程 ‐ 休暇基本設定]メニュー
概要
有給休暇、代替休暇など休暇規程を登録します。
入力項目
有給休暇
有休残の繰越の設定や上限日数は、社員ごとに設定することもできます。
[有休付与日数表]メニューで社員ごとに有休付与日数表を分けて設定します。
項目 |
説明 |
有休の付与および残管理 |
有休の付与および残管理を当システムでするか、他システムでするかを選択します。 『奉行Edge 勤怠管理クラウド』をご利用の場合は、『奉行Edge 勤怠管理クラウド』で管理するかも選択できます。
- 当システムで管理しない(他システムで管理する)
他システムやExcelなどで管理する場合に選択します。
- 当システムで管理する(給与奉行クラウドで管理する)
当システムの[給与処理]メニューで管理する場合に選択します。 選択すると[有休付与日数表]メニューが表示され、有休付与方法を登録できます。
- 勤怠管理クラウドで管理する
『奉行Edge 勤怠管理クラウド』をご利用の場合は、こちらを選択することをおすすめします。
- 当システムでは、[給与処理]メニューで月単位で付与および残管理を行うのに対して、『奉行Edge 勤怠管理クラウド』では、日単位で管理できます。
- 2019年4月の働き方改革関連法に伴い、社員ごとに「年次有給休暇管理簿」の管理が義務化されました。当システムでは「年次有給休暇管理簿」は作成できませんが、『奉行Edge 勤怠管理クラウド』では作成できます。
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勤怠締月 |
- 有休の付与および残管理が「当システムで管理する(給与奉行クラウドで管理する)」の場合に入力できます。
- [有休付与日数表]メニューで付与方法に「基準日方式」を選択している場合は、付与月に初期値として勤怠締月の翌月が表示されます。
例 |
毎年4月に有休を付与する場合は、勤怠締月は「3月」になります。 |
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有休残の繰越
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- 有休の付与および残管理が「当システムで管理する(給与奉行クラウドで管理する)」の場合に入力できます。
- 「する(2年)」を選択した場合は、本年度付与された有休日数だけを繰り越します。
例 |
有休残日数10日(内前年度未消化分3日)の場合
- 「する(2年)」を選択した場合
7日を繰り越します。
- 「する(無制限)」を選択した場合
10日を繰り越します。
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- 有休の更新についての詳細は、こちらをご参照ください。
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有休残の上限日数 |
- 有休の付与および残管理が「当システムで管理する(給与奉行クラウドで管理する)」の場合に入力できます。
例 |
有休残の上限日数が40日の場合
すでに有休残日数が25日あり、あらたに20日付与されて有休残日数が40日を超える場合は、有休付与後の有休残日数は45日になるのではなく上限の40日になります。
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- 社員によって異なる場合は、[有休付与日数表]メニューで有休付与日数表ごとに変更できます。
- 小数点以下の桁数は、[運用設定]メニューで変更できます。
(整数2桁 小数1桁)
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有休消化順序 |
-
以下の条件をすべて満たす場合に入力できます。
- 有休を前年度繰越日数から消化するか、当年に付与した有休日数から消化するかを選択します。
選択肢によって繰り越した際の有休残日数は以下のようになります。
例 |
前年度繰越日数10日、前年度付与日数11日、消化した日数6日、当年有休付与日数12日の場合
- 繰越分から消化
23日(11日+12日)になります。 消化した日数6日は、前年度繰越日数10日から差し引かれ、残り4日は消滅します。
- 付与分から消化
17日(11日-6日+12日)になります。 前年度繰越日数10日は消滅します。
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- 有休の更新についての詳細は、こちらをご参照ください。
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有休の前貸し |
- 有休の付与および残管理が「勤怠管理クラウドで管理する」以外の場合に入力できます。
- 有休残日数が足りない場合に、有休の前貸しをするかを選択します。
- 「する(警告あり)」「する(警告なし)」を選択した場合は、[給与処理]メニューで足りない有休日数が有休残にマイナスで表示されます。
- 「する(警告あり)」を選択した場合は、「有休残が足りません。」とメッセージが表示されます。
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有休の時間単位付与 |
- 時間単位の有給休暇を付与する場合は、「する」を選択します。
- 正社員とパート社員などで時間単位の有休を付与するかが異なる場合は「する」を選択し、[給与体系]メニューの[基本]ページで給与体系ごとに設定を変更します。
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有休の時間単位付与 - 上限日数 |
- 以下の条件をすべて満たす場合に入力できます。
- 有休の付与および残管理が「当システムで管理する(給与奉行クラウドで管理する)」以外の場合
- 有休の時間単位付与が「する」の場合
- 時間単位の有休を付与する場合の1年間の上限日数を入力します。
初期値として、「5.0日」が表示されます。[休暇換算]ページの休暇換算時間を8時間に設定した場合は、時間有休は40時間取得できます。 上限を設けない場合は、「0.0日」と入力します。
- 小数点以下の桁数は、[運用設定]メニューで変更できます。
(整数2桁 小数1~3桁)
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有休の時間単位付与 - 時間単位有休の残時間 |
- 有休の時間単位付与が「する」の場合に入力できます。
- 有休残日数が時間単位有休の残時間を下回った場合に、時間有休残の表示方法を選択します。
有給休暇を1日取得すると、選択肢によって以下のように表示されます。
例 |
有休残日数5日、時間有休残40時間の場合(時間単位有休の上限日数5日、休暇換算時間8時間)
- 有休残とは別に計算
有休残日数4日、時間有休残40時間と表示されます。
- 有休残の範囲内で計算
有休残日数4日、時間有休残32時間と表示されます。 有休残の範囲内で時間有休を取得できる時間数が表示されます。
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代替休暇
項目 |
説明 |
代替休暇 |
- 月60時間を超える法定外労働について、引き上げ分の割増賃金の代わりに振り替える有給の休暇を「代替休暇」として管理するかを選択します。
- 正社員とパート社員などで代替休暇を付与するかが異なる場合は「使用する」を選択し、[給与体系]メニューの[基本]ページで給与体系ごとに設定を変更します。
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代替休暇の付与および残管理 |
- 代替休暇が「使用する」の場合に入力できます。
- 代替休暇の付与および残管理を当システムで行うか、他システムで行うかを選択します。
『奉行Edge 勤怠管理クラウド』をご利用の場合は、『奉行Edge 勤怠管理クラウド』で管理するかも選択できます。
-
- 当システムで管理しない(他システムで管理する)
他システムやExcelなどで管理する場合に選択します。
- 当システムで管理する(給与奉行クラウドで管理する)
当システムの[給与処理]メニューで管理する場合に選択します。
- 勤怠管理クラウドで管理する
『奉行Edge 勤怠管理クラウド』をご利用の場合は、こちらを選択することをおすすめします。 当システムでは、[給与処理]メニューで月単位で付与および残管理を行うのに対して、『奉行Edge 勤怠管理クラウド』では、日単位で管理できます。
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休暇換算
項目 |
説明 |
休暇換算時間 |
- 以下のいずれかの場合に入力できます。
- [有給休暇]ページの有休の時間単位付与が「する」の場合
- [代替休暇]ページの代替休暇が「使用する」の場合
- 1日分の休暇を時間に換算した場合の時間数を入力します。
表示方法の設定にしたがって、10進法または60進法で入力します。
- 社員ごとに休暇換算時間が異なる場合は、[社員情報]メニューの[休日・休暇]ページで変更できます。
(整数2桁 小数2桁)
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休暇換算端数処理 |
- [有給休暇]ページの時間単位有休の残時間が「有休残の範囲内で算出」の場合に入力できます。
- 時間有休残を計算する際に、1日分に満たない時間がある場合の端数処理を設定します。
選択肢によって以下のように端数処理されます。
例 |
休暇換算時間が7時間で有休残日数が2.5日の場合
時間有休残は17.5時間(14時間+3.5時間)となります。0.5日分である3.5時間の端数処理を設定します。
- 切り上げ
18時間になります。
- 切り捨て
17時間になります。
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