[法人情報 ‐ 休暇規程 ‐ 有休付与日数表]メニュー
概要
社員に対する有休付与方法を、有休付与日数表として登録します。
- 当メニューは、[休暇基本設定]メニューの[有給休暇]ページで有休の付与および残管理に「当システムで管理する」または「給与奉行クラウドで管理する」を選択した場合に表示されます。
- 正社員とパートの従業員など社員によって有休付与方法が異なる場合は、複数の有休付与日数表を登録します。
- 登録した有休付与日数表は、[社員情報]メニューで各社員に紐付けて使用できます。
基本操作
有休付与日数表を登録する
設定例
- 採用日方式で有休を付与する
例 |
入社6ヵ月後に10日、1年6ヵ月後に11日…と有休を付与するなど、採用日から一定の勤続年数が経過した際に有休を付与する |
- 基準日方式で有休を付与する
例 |
毎年 4月 1日に有休を付与するなど、毎年特定の日に有休を付与する |
詳細は、こちらをご参照ください。
入力項目
項目 |
説明 |
コード |
任意のコードを入力します。コードは後から変更できます。 (英数カナ2桁) |
有休付与日数表名 |
(15文字) |
付与日数表
項目 |
説明 |
付与方法 |
- 採用日方式
採用日から一定の勤続年数が経過した際に有休を付与する場合に選択します。
例 |
入社から6ヵ月後に10日、1年6ヵ月後に11日…と有休を付与する |
- 基準日方式
毎年特定の日に有休を付与する場合に選択します。
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初回付与 |
- 付与方法が「採用日方式」の場合に入力できます。
- 初回に有休を付与する月を入力します。
変更すると、有休付与日数表の勤続年数が変わります。
(1~12)
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2回目付与 |
- 付与方法が「採用日方式」の場合に入力できます。
- 2回目に有休を付与する月を入力します。
初回付与と同じ月の場合は変更する必要はありません。
(0~11)
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付与月
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- 付与方法が「基準日方式」の場合に入力できます。
- 初期値として、勤怠締月の翌月が表示されます。
- 有休を付与する月を入力します。
入力した月で給与処理を進める際に[社員情報更新]画面が表示され、有休が付与されます。 詳細は、こちらをご参照ください。
(1~12)
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基準日前の付与 |
- 付与方法が「基準日方式」の場合に入力できます。
- 勤続年数が1年に満たない場合でも有休を付与する場合は、「する」を選択し、入社何ヵ月後に付与するかを設定します。
- 「基準日を優先する」は、チェックを付けるかどうかで以下のように有休が付与されます。
例 |
1月入社の社員の場合
付与月:4月 基準日前の付与:入社6ヵ月後(7月)に付与する
- チェックを付けた場合
その年の 4月に有休が付与され、7月は付与されません。
- チェックを外した場合
その年の 4月に有休が付与されずに、7月に付与されます。
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|
入力年数 |
入力した年数分の付与日数を登録できます。
(1~20)
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付与日数 |
小数点以下の桁数は、[運用設定]メニューで変更できます。
(整数2桁 小数1~3桁)
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繰越・消化
項目 |
説明 |
有休残の上限日数 |
- 初期値として、有休残の上限日数が表示されます。
例 |
有休残の上限日数が40日の場合
すでに有休残日数が25日あり、あらたに20日付与されて有休残日数が40日を超える場合は、有休付与後の有休残日数は45日になるのではなく上限の40日になります。
|
- 小数点以下の桁数は、[運用設定]メニューで変更できます。
(整数2桁 小数1~3桁)
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時間単位有休の上限日数 |
- 有休の時間単位付与が「する」の場合に入力できます。
- 初期値として、有休の時間単位付与の上限日数が表示されます。
- 時間単位の有休を付与する場合の1年間の上限日数を入力します。
例 |
上限日数を「5.0日」と入力した場合 休暇換算時間を8時間に設定した場合は、時間有休は40時間取得できます。
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上限を設けない場合は、「0.0日」と入力します。
- 小数点以下の桁数は、[運用設定]メニューで変更できます。
(整数2桁 小数1~3桁)
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有休残の繰越 |
- 初期値として、有休残の繰越で設定した内容が表示されます。
- 「する(2年)」を選択した場合は、本年度付与された有休日数だけを繰り越します。
例 |
有休残日数10日(内前年度未消化分3日)の場合
- 「する(2年)」を選択した場合
7日を繰り越します。
- 「する(無制限)」を選択した場合
10日を繰り越します。
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- 有休の更新についての詳細は、こちらをご参照ください。
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初回付与の消滅 |
- [付与日数表]ページの付与方法が「採用日方式」の場合に選択できます。
- 初回付与した有休がいつ消滅するかを選択します。
例 |
2020年 4月 1日に入社 ↓ 2020年 7月 1日(入社3ヵ月後)に初回付与(10日付与) ↓ 2021年 4月 1日(入社1年0か月後)に2回目付与 ↓ 2022年 4月 1日(入社2年0か月後)に3回目付与
- 「次々回付与」を選択した場合
3回目付与(2022年 4月 1日)のタイミングで10日が消滅します。
- 「2年」を選択した場合
初回付与の2年後である2022年 6月30日に10日が消滅します。
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基準日前の付与の消滅 |
- [付与日数表]ページの付与方法が「基準日方式」の場合に選択できます。
- 基準日前に付与した有休がいつ消滅するかを選択します。
例 |
基準日:4月 1日
2020年 6月 1日に入社 ↓ 2020年 9月 1日 基準日前に初回付与(8日付与) ↓ 2021年 4月 1日に2回目付与 ↓ 2022年 4月 1日に3回目付与
- 「次々回付与」を選択した場合
3回目付与(2022年 4月 1日)のタイミングで8日が消滅します。
- 「2年」を選択した場合
初回付与の2年後である2022年 8月31日に8日が消滅します。
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有休消化順序 |
- 有休残の繰越が「する(2年)」の場合に選択できます。
- 初期値として、有休消化順序が表示されます。
- 有休を前年度繰越日数から消化するか、当年に付与した有休日数から消化するかを選択します。
選択肢によって繰り越した際の有休残日数は以下のようになります。
例 |
前年度繰越日数10日、前年度付与日数11日、消化した日数6日、当年有休付与日数12日の場合
- 繰越分から消化
23日(11日+12日)になります。 消化した日数6日は、前年度繰越日数10日から差し引かれ、残り4日は消滅します。
- 付与分から消化
17日(11日-6日+12日)になります。 前年度繰越日数10日は消滅します。
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- 有休の更新についての詳細は、こちらをご参照ください。
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