概要
任意の計算式(価格計算式)で単価・金額・数量を計算する場合の手順を説明します。
[価格]メニューで計算式を登録し、商品ごとに使用する計算式を設定します。
例 |
以下のように木材を販売する場合を例に、手順を説明します。
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必要な設定
あらかじめ、計算式項目の名称を設定します。
- メインメニュー右上のから[運用設定]メニューを選択します。
- [商品管理]ページで以下のように入力し、[登録]ボタンをクリックします。
計算式項目1~5の名称に以下を入力します。
- 計算式項目1「長さ(m)」
- 計算式項目2「幅(cm)」
- 計算式項目3「高さ(cm)」
- 計算式項目4「単材積」
- 計算式項目5「本数」
操作手順
価格計算式を登録する
例 | 仕入の価格計算式を登録する場合 |
- [商品管理 - 価格 - 価格]メニューを選択します。
- [基本]ページで、仕入の「価格計算式を追加・編集する」をクリックします。
- 以下のように設定します。
- コードに「01」、価格計算式名に「木材用計算式」と入力します。
- 単材積を選択し、をクリックします。
- 以下のように長さを設定します。
- をクリックします。
- 「長さ(m)」をダブルクリックします。
- をクリックします。
- 以下のように幅を設定します。
- 「幅(cm)」をダブルクリックします。
- をクリックします。
- 以下のように高さを設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- 「高さ(cm)」をダブルクリックします。
- をクリックします。
- 「10000」を入力します。
- 数量を選択し、をクリックします。
- 4. ~ 6. と同様の操作で、「《単材積》 × 《本数》」を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- 金額を選択し、をクリックします。
- 4. ~ 6. と同様の操作で、「《数量》 × 《明細行単価》」を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- 明細行単価を選択し、をクリックします。
- 4. ~ 6. と同様の操作で、「《単価》」を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- 数量の計算式項目自動表示で、「1:する」を選択し、内容を確認して[F12:登録]を押します。
参考 計算式項目自動表示
「する」を選択すると、数量欄にカーソルが移動した際に、計算式項目が自動表示されます。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
価格計算式を使用する商品を設定する
商品ごとに、使用する価格計算式、計算式項目、計算式項目に初期表示する値を登録します。
- [商品管理 - 価格 - 価格]メニューを選択します。
- [項目選択]ページで[選択項目]リストから必要な項目を選択し、[画面]ボタンをクリックします。
参考 今回の例では、以下の項目を選択します。
「長さ(m)使用」「長さ(m)」「幅(cm)使用」「幅(cm)」「高さ(cm)使用」「高さ(cm)」「単材積使用」「単材積小数桁」「本数使用」 - 以下のように設定します。
- 木材用計算式を使用する商品の仕入計算式コードに「01」を入力します。
- 「長さ(m)使用」「幅(cm)使用」で「1:する」を選択し、「長さ(m)」「幅(cm)」によく売れるサイズなど伝票に初期表示する値を入力します。
- 右にスクロールします。
- 以下のように設定します。
- 「高さ(cm)使用」で「1:する」を選択し、「高さ(cm)」によく売れるサイズなど伝票に初期表示する値を入力します。
- 「単材積使用」「本数使用」で「1:する」を選択し、「単材積小数桁」に小数点以下の桁数を入力します。
参考 [F8:↓移動][F8:→移動]を押すと、[Enter]キーを押したときの入力方向が切り替わります。
- 内容を確認し、[F12:登録]を押します。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- 完了すると、処理結果が表示されます。
失敗したデータがある場合は、未処理データ一覧を出力できます。
結果を確認したら[閉じる]ボタンをクリックします。
伝票での使用方法
計算式項目自動表示で「1:する」を選択した項目にカーソルが移動すると、計算式項目が自動表示されます。
「長さ(m)」「幅(cm)」「高さ(cm)」「本数」を入力すると、数量(総材積)が「単材積 × 本数」、金額が「数量(総材積) × 単価」で計算されます。
参考 |
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