奉行V ERP
概要
賃料の改定やリース期間の見直しでリース負債を再計算して計上する場合の、リース負債と使用権資産の計算方法について説明します。
計算方法
| 例 |
リース期間を延長した場合
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以下のステップで計算します。
① 未経過支払回数を計算
[負債見直し]ページで入力した「変更日付」と「支払回数」から自動計算されます。
② 見直し後のリース負債計上額を計算
残期間(78ヵ月)のリース負債を割引計算し、「割引現在価値」を計算します。
割引現在価値の計算式は、こちらをご参照ください。
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割引現在価値 |
= (200,000 ÷(1 + 0.08))+・・・(200,000 ÷(1 + 0.08)^ 78) = 15,196,406 |
「リース負債計上額」は、割引現在価値と同額になります。
③ 差額(リース負債の修正額)を計算
②で求めた「リース負債計上額」からリース負債の「変更前帳簿価額」を引いて差額「リース負債修正額」を計算します。
| リース負債修正額 | = リース負債計上額 - 変更前帳簿価額 = 15,196,406 - 10,604,442 = 4,591,964 |
この金額が仕訳伝票作成時に「リース負債計上の見直し」仕訳として計上されます。
仕訳の詳細は、こちらをご参照ください。
④ 使用権資産の帳簿価額を計算
「変更前帳簿価額」に、③で求めた「リース負債の修正額」を加算します。
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使用権資産の帳簿価額 |
= 8,837,974 + 4,591,964 = 13,429,938 |
⑤ 見直し後の使用権資産(取得価額)を計算
基本契約の取得価額に、③で求めた「リース負債の修正額」を加算し、見直し後の取得価額を計算します。
| 取得価額 | = 基本契約の取得価額 + リース負債の修正額 = 18,592,500 + 4,591,964 = 23,184,464 |