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概要
[部門配賦]メニューでは、部門共通費の部門配賦や補助部門費の直接部門への配賦など、特定の部門(配賦元部門)の金額を、配賦基準にもとづき各部門(配賦先部門)へ配賦する仕訳伝票を作成できます。
勘定科目ごとに配賦基準を細かく設定できます。
| 例 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
また、以下のようなことも実現できます。
- 作成する仕訳伝票の種類(財務会計伝票/管理会計伝票)を選択できます。
- 多段階配賦を一括で実行できます。
- 部門配賦時に配賦先の部門に共通プロジェクトを設定することで、部門配賦後にプロジェクト配賦もできます。
ここでは、仕訳例や設定から部門配賦の流れについてを紹介します。
仕訳例
部門共通費の発生
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| <共通部門> 広告宣伝費 |
1,000,000 | <共通部門> 当座預金 |
1,000,000 |
| <共通部門> 水道光熱費 |
1,500,000 | <共通部門> 当座預金 |
1,500,000 |
部門配賦
[部門配賦]メニューでは、以下の仕訳伝票を作成できます。
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| <第一開発部> 広告宣伝費 |
600,000 | <共通部門> 広告宣伝費 |
1,000,000 |
| <第二開発部> 広告宣伝費 |
400,000 | ||
| <第一開発部> 水道光熱費 |
900,000 | <共通部門> 水道光熱費 |
1,500,000 |
| <第二開発部> 水道光熱費 |
600,000 | ||
配賦基準と配賦科目
配賦基準
部門別に入力した値(数値/時間)や、部門別の科目の実績金額です。[部門配賦基準]メニューで設定します。
配賦科目
配賦する勘定科目に配賦基準を設定することで配賦科目になります。[科目別部門配賦基準設定]メニューで設定します。
配賦元金額
配賦科目の配賦元部門の仕訳伝票の金額です。集計方法が「累計」の場合は、明細金額に加えて、[期首残高]メニューで登録した金額も集計します。
配賦先金額(各部門の配賦金額)
配賦基準をもとに各部門の配賦金額を計算します。計算方法は、こちらをご参照ください。
必要な設定
配賦基準や配賦伝票の粒度(タイミングや多段階配賦など)を整理してから、設定します。
- 配賦基準の部門別の値(数値/時間)や、実績金額を使用する場合はどの科目の実績金額を使用するかを整理します。
-
配賦名を設け、科目ごとの配賦基準を整理します。
[部門配賦]メニューの配賦伝票は、[科目別部門配賦基準設定]メニューで登録する配賦名の単位で作成されます。配賦するタイミング(月末や年度末など)で異なる配賦伝票を作成したい場合や多段階配賦したい場合は、配賦名を複数登録する必要があります。参考 - 月末、年度末で異なる科目を配賦する場合
月末と年度末で配賦伝票の内容が異なりますので、配賦名をそれぞれ登録します。 - 一次配賦で共通部門に発生した水道光熱費を社員数比で配賦し、二次配賦で補助部門に配賦された水道光熱費を面積比で配賦する場合(多段階配賦)
一次配賦と二次配賦で科目に関連付ける配賦基準が異なりますので、配賦名をそれぞれ登録します。
- 月末、年度末で異なる科目を配賦する場合
1. 配賦基準を登録する
[部門配賦基準]メニューで、配賦基準を登録します。操作手順は、こちらをご参照ください。
部門配賦後にプロジェクト配賦する場合で、配賦先の部門に共通プロジェクトを設定する場合も、こちらのメニューで設定します。
2. 配賦名と科目の設定をする
[科目別部門配賦基準設定]メニューで、配賦名と科目の基準を登録します。操作手順は、こちらをご参照ください。
配賦伝票を管理会計伝票として作成したい場合は、配賦名の作成時に指定します。
配賦時の処理
[部門配賦]メニューで、仕訳伝票を作成します。
詳細は、こちらをご参照ください。
| 参考 |
具体例
作成される仕訳、設定や流れについて具体例を紹介します。