奉行V ERP
概要
業務システムなどから当サービスへ仕訳伝票を受け入れる際に、仕訳伝票明細の付加情報として明細区分を利用できます。
当サービスの帳票で明細区分を指定して集計・分析できます。
- 仕訳伝票明細ごとに、明細区分を紐付けできます。明細区分1~10まで利用できます。
- 利用する明細区分を[運用設定]メニューで、使用「する」に設定します。
各明細区分の最大登録件数は、こちらをご参照ください。 - 明細区分は複数事業年度で共通です。
明細区分別の期首残高はありません。また期末の残高は、翌事業年度に繰り越されません。
連携の流れ
- 明細区分を登録する
以下のいずれかの方法で明細区分を登録します。- 明細区分を受け入れる
- メインメニュー右上のから[汎用データ受入 - 法人情報 - 明細区分データ受入]メニュー
受け入れる明細区分データの必須項目や受入可能な項目は、こちらをご参照ください。 - [明細区分]メニュー(Excelファイルのインポート)
- メインメニュー右上のから[汎用データ受入 - 法人情報 - 明細区分データ受入]メニュー
- 明細区分を直接登録する([明細区分]メニュー)
- 明細区分を受け入れる
- 明細区分の情報が付加された仕訳伝票を受け入れる
以下のいずれかの方法で仕訳伝票を受け入れます。
- メインメニュー右上のから[汎用データ受入 - 財務会計 - 仕訳伝票データ受入]メニュー
仕訳伝票データの明細区分の受入記号は、こちらをご参照ください。 - [取引ファイル受入]メニュー
- [業務連携入力]メニュー(『奉行クラウド App Connect』経由で仕訳伝票を起票する場合)
- メインメニュー右上のから[汎用データ受入 - 財務会計 - 仕訳伝票データ受入]メニュー
明細区分を集計できる帳票
明細区分で絞り込んだ金額の確認
以下の帳票で、明細区分で絞り込んだ金額を確認できます。
- [日計表]メニュー
- [合計残高試算表]メニュー
- [財務会計 - 会計帳票 - 勘定科目内訳表]メニュー内のメニュー
- [財務会計 - 会計帳票 - 集計表]メニュー内のメニュー
- [取引先一覧表]メニュー
- [推移表]メニュー
- [対比表]メニュー
- [帳票出力]メニュー(『オリジナル帳票オプション for 勘定奉行クラウド』をご利用の場合)
明細区分で絞り込んだ仕訳伝票明細の確認
以下の帳票で、明細区分で絞り込んだ仕訳伝票明細を確認できます。
中でも[取引明細リスト]メニューでは、以下のように詳細に確認できます。
- 明細区分ごとに小計を出しながら仕訳伝票明細を確認できます。
例 明細区分を担当者とした場合
[取引明細リスト ‐ 条件設定]画面の[出力設定]ページで、以下のように設定します。- 出力項目に明細区分(担当者コード、担当者)を選択します。
- 小計金額を「出力する」として、「明細区分(担当者)」を選択します。
- 明細区分を集計軸とすることで、特定の科目・明細区分の取引と残高の推移を確認できます。また、ピボットグラフの作成もできます。
例 明細区分を担当者とした場合
[取引明細リスト ‐ 条件設定]画面の[出力設定]ページで、集計軸に、伝票日付、勘定科目、明細区分(担当者)を選択します。
参考 | [取引明細リスト]メニューの操作手順は、こちらをご参照ください。 |
明細区分の修正(仕訳伝票明細)
[取引明細リスト]メニューから、効率的に仕訳伝票明細の明細区分を修正できます。
- 1枚の仕訳伝票を修正する場合
修正する仕訳伝票明細の明細区分にマウスを当てをクリックするか、[F9:修正]を押します。 - 複数の仕訳伝票を修正する場合
画面左上の「まとめて修正する」をクリックすると、[仕訳伝票一括修正]メニューへジャンプします。
[取引明細リスト]メニューと同じ集計結果(仕訳伝票)で登録済みの仕訳伝票が表示されますので、すぐに修正できます。
参考 |
[仕訳伝票一括修正]メニューや[仕訳伝票入力]メニューを直接選択して、修正することもできます。
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