概要
複数の利用者で当サービスを利用する場合に、利用者によって参照できる法人口座/法人カードを制限したい場合は、[利用者権限]メニューで権限を設定します。
利用者は、権限が付与された法人口座/法人カードに対してだけ、取引明細を参照できます。
ここでは、Excelファイルを受け入れて一度に設定する方法を説明します。
利用者や、設定対象の項目(法人口座や法人カードなど)が多いときにExcelファイルで入力した内容をインポートする方法が便利です。
制限の範囲
権限が「〇:許可」に設定された法人口座/法人カードを参照できます。
初期設定は「ー:未設定」の状態になっていますので、初期設定のままではどの法人口座/法人カードも参照できません。
参照できる法人口座/法人カードを設定した場合に、各メニューでどのように権限が制限されるかを確認します。
例 |
法人口座に以下の権限を設定した場合 |
[銀行入出金明細入力]メニュー/[キャッシュレス明細入力]メニューから参照できる取引明細
[銀行入出金明細入力]メニュー/[キャッシュレス明細入力]メニューで、仕訳伝票を起票する際に参照できる法人口座/法人カードが制限されて、参照できる取引明細も制限されます。
- 小川 いずみの場合
- 山田 一郎の場合
[仕訳伝票入力]メニューから参照できる取引明細
[仕訳伝票入力]メニューから参照できる取引明細が制限されます。
- 小川 いずみの場合
- 山田 一郎の場合
必要な設定
- メインメニュー右上のから[運用設定]メニューを選択します。
- [権限]ページの法人口座/法人カードで「使用する」を選択し、[登録]ボタンをクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
操作手順
例 | 法人口座に権限を設定する場合 |
Excelファイルへエクスポートする
設定した内容をExcelファイルへエクスポートします。
エクスポートしたファイルを加工し、インポート用ファイルとして利用します。
- メインメニュー右上のから[利用者権限]メニューを選択します。
参考 部門権限を使用している場合は、[利用者権限 - 取引金融機関権限]メニューを選択します。 - 条件を設定します。
- 「法人口座」を選択します。
- 利用者を絞り込む場合は、利用者を選択します。
- [画面]ボタンをクリックします。
- 画面左上のをクリックします。
Excelファイルをインポートする
エクスポートしたファイルを編集し、インポートします。
注意 |
必ずで作成したExcelファイルを、インポート用ファイルとして使います。 |
- インポートするExcelファイルを用意します。
- 登録する内容を入力し、Excelファイルを保存します。
Excelでインポートできる値は、画面上で登録できる値と同じです。
設定先 状態 値 全法人口座の権限を付与する 設定あり 〇 設定なし 空白 各項目 未設定 - または 空白
許可 〇 拒否 ✖
注意 「✖」は『奉行Edge 勤怠管理クラウド』で、「社員権限[上長用]」を選択している場合にだけ使います。
例 法人口座権限
- 小川さんは全法人口座を参照できる。
- 山田さんは△△銀行だけ参照できる。
- 川谷さんは□□銀行だけ参照できる。
以下の赤い枠内を編集します。グレー背景のヘッダー部分は、変更しないでください。
- 保存したExcelファイルを画面にドラッグ&ドロップします。
- Excelファイルから読み込まれ、設定が変更された部分に緑色のチェックマークがつきます。
読み込まれた内容を確認し、[F12:登録]を押します。例 「全法人口座の権限を付与する」に「〇(設定あり)」が設定されている場合は、それ以下の各項目が「-(未設定)」で設定されていても、自動的にすべての項目が「〇(許可)」になります。