概要
インボイス制度への対応に伴い、適格請求書の要件を満たすために、1枚の適格請求書につき税率ごとに1度だけ消費税額を計算し、端数処理をします。
また、受入項目が追加されました。
得意先の汎用データを受け入れている場合は、確認してください。
「消費税計算」項目
対応が必要なデータ
「消費税計算」項目の値が「0:明細単位」の場合は、適格請求書の要件を満たさないため対応が必要です。
「消費税計算」項目に値を指定していない(または「消費税計算」の項目の列がない)場合は、対応は必要ありません。
対応方法
汎用データの受入項目
項目の追加はありません。
受入項目のデータのセット
「消費税計算」項目にセットするデータを変更する必要があります。
以下のどちらかの方法で対応します。
- 空白にする、または「消費税計算」項目を削除して受け入れる
[得意先]メニューの[F9:初期値設定]で設定された内容が、自動でセットされて受け入れられます。
値をセットする項目名 受入記号 対応 消費税計算 AR2010501 値を空白にする、または削除します。
- 「1:伝票単位」または「2:請求書単位」を指定して受け入れる
値をセットする項目名 受入記号 対応 消費税計算 AR2010501 1:伝票単位 または
2:請求書単位
をセットします。
「返還取引の消費税計算」項目
対応が必要なデータ
- 「消費税計算」項目の値が「2:請求書単位」で、通常取引と返還取引の消費税合計を分けて発行する場合は、「返還取引の消費税計算」に「0:分ける」を指定して受け入れる対応が必要です。
- 「消費税計算」項目の値が「2:請求書単位」以外の得意先は、「返還取引の消費税計算」を受け入れる必要はありません。
対応方法
汎用データの受入項目
受入項目に「返還取引の消費税計算」を追加します。
受入項目のデータのセット
「返還取引の消費税計算」項目にデータをセットします。
以下のどちらかの方法で対応します。
- 返還取引の消費税計算の初期値の設定にしたがって受け入れる
[得意先]メニューの[F9:初期値設定]で設定された内容が、自動でセットされて受け入れられます。
値をセットする項目名 受入記号 対応 返還取引の消費税計算 AR2010506 値を空白にする - 「0:分ける」を指定して受け入れる
値をセットする項目名 受入記号 対応 返還取引の消費税計算 AR2010506 0:分ける をセットします。
「インボイス登録番号」項目
対応が必要なデータ
- 直送先への納品書の差出名に出力する得意先が適格請求書発行事業者の場合に、適格請求書の記載要件を満たすために、その得意先の「インボイス登録番号」を受け入れる対応が必要です。
- 上記に該当しない得意先は、「インボイス登録番号」を受け入れる必要がありません。
対応方法
汎用データの受入項目
受入項目に「インボイス登録区分」「インボイス登録番号」を追加します。
受入項目のデータのセット
「インボイス登録区分」「インボイス登録番号」にデータをセットします。
- 差出名に出力する得意先が「免税事業者」の場合
値をセットする項目名 受入記号 対応 インボイス登録区分 AR2010116 1:免税事業者等 をセットします。 - 差出名に出力する得意先が「適格請求書発行事業者」の場合
値をセットする項目名 受入記号 対応 インボイス登録区分 AR2010116 0:適格請求書発行事業者 をセットします。
インボイス登録番号 AR2010117 インボイス登録番号をセットします。
先頭に「T」を付けたあとに整数13桁、または「T」を付けずに整数13桁をセットします。