外貨入力
概要
『外貨入力オプション for 奉行クラウド』をご利用いただくことで、［仕訳伝票入力］メニューなどで外貨建取引を入力したり、［為替差損益計上］メニューで為替換算（為替差損益を計上）できます。
また、各帳票で取引通貨ごとの内訳金額や残高を確認できます。
外貨建取引についての詳細は、こちらをご参照ください。
導入準備
1. 取引通貨を追加する
［通貨］メニューで、使用する取引通貨を追加します。
あらかじめ「USD（米ドル）」などが使用できるようになっていますが、自社の取引通貨にあわせて使用できるように設定します。
必要に応じて、通貨名や為替レートの小数桁数、通貨の背景色や金額色を変更できます。
詳細は、こちらをご参照ください。
2. 為替レートを登録する
［為替レート］メニューで、取引通貨ごとに為替レートを登録します。
為替レートを登録しておくと、仕訳伝票で取引通貨金額を入力した際に、自動的に換算された金額が表示されます。
3. 外貨建取引に使用する科目を設定する
［勘定科目］／［勘定科目一括登録］メニューで、［取引通貨］ページの取引通貨の入力を「1：入力する」に設定します。
［補助科目］メニューごとに設定することもできます。
4. 取引通貨別の期首残高を登録する
［通貨別期首残高］メニューで、取引通貨ごとの期首残高を登録します。
詳細は、こちらをご参照ください。
5. 取引通貨別の導入前の実績金額を登録する
当サービスを事業年度の途中から使い始めた場合（期中導入の場合）は、［通貨別導入前実績金額］メニューで期首月から伝票入力開始月までの取引通貨別の発生金額と、換算額を登録します。
詳細は、こちらをご参照ください。
外貨建取引の入力
［仕訳伝票入力］メニューなどで、外貨建取引を入力します。
取引通貨と為替レートを指定すると、取引通貨金額が自動計算されます。
入力した取引は、［取引明細リスト］メニューや［元帳］メニューなどで確認できます。
詳細は、こちらをご参照ください。
取引通貨ごとの帳票集計
［通貨内訳表］／［通貨集計表］メニューで、取引通貨ごとの内訳金額や残高を確認します。
［取引明細リスト］メニューにジャンプすると、取引通貨ごとの明細も確認できます。
また、上記以外の帳票でも、集計結果画面と並べて取引通貨ごとの内訳を確認できます。
為替差損益の計上
［為替差損益計上］メニューで、取引通貨の残高を指定した為替レートで換算し、発生した為替差損益を計上する仕訳伝票を作成します。
詳細は、こちらをご参照ください。