Sシステム奉行V ERP
概要
財務会計伝票から切り離した、管理会計のための仕訳伝票(管理会計伝票)を入力できます。
また、帳票出力時に仕訳伝票区分を指定することで、管理会計伝票の金額を含めた帳票も確認できるので、企業内部の利害関係者に対して、経営管理に役立つ会計情報としても提供できます。
注意 |
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参考 |
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操作手順
管理会計伝票を入力する
例 | [仕訳伝票入力]メニューで、管理会計伝票を入力する |
- [財務会計 ‐ 取引入力 ‐ 仕訳伝票入力]メニューを選択します。
- [F5:伝票区分]を押します。
- [Space]キーを押します。
- 管理会計伝票の仕訳伝票区分を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
- 「管理会計伝票」に切り替わるので、勘定科目や金額などを入力します。
配賦伝票を管理会計伝票として起票する
配賦伝票も、管理会計伝票として起票できます。
配賦伝票は、伝票種類が「1:管理会計伝票」の配賦基準を指定して配賦処理を実行すると、管理会計伝票として起票されます。
例えば[部門配賦]メニューでは、[科目別部門配賦基準設定]メニューで伝票種類を「1:管理会計伝票」にして登録した配賦基準を、[部門配賦 - 条件設定]画面の配賦名に指定して実行すると、管理会計伝票として起票されます。
配賦基準の設定方法の詳細は、こちらをご参照ください。
管理会計伝票の金額を含めた帳票を作成する
例 |
[部門集計表]メニューで管理会計伝票の金額も含めて集計した金額を確認する |
- [財務会計 - 会計帳票 - 集計表 - 部門集計表]メニューを選択します。
- [部門集計表 - 条件設定]画面で、条件を設定します。
[仕訳伝票]ページの仕訳伝票区分で、「管理会計伝票」にチェックを付けます。 - [画面]ボタンをクリックします。
- 管理会計伝票の金額も含めて集計した金額を確認できます。