概要
完成工事高の計上方法に「1:進捗度にもとづき計上」が選択されている工事に対し、完成時に消費税を一括で計上する場合の、[完成振替]メニューで作成される仕訳例を紹介します。
| 参考 |
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前提条件
- [原価管理設定]メニューの[基本]ページ、完成工事高の仮受消費税で、「完成時(進捗度100%)に一括計上」を選択している
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[工事]メニューで、「工事A」を以下のように登録している
[完成]ページの完成工事高の計上方法 進捗度にもとづき計上 [請負]ページの請負金額 10,000,000 円(税抜金額)
1,000,000 円(消費税額)
11,000,000 円(税込金額)
1回目:進捗度30%で実行
完成振替を進捗度30%で実行すると、以下の完成工事高を計上する仕訳伝票が作成されます。
進捗度が100%(完成)に満たない場合は、完成工事高を消費税区分「0560:完成時課税売上に振替(略称:完課売上)」で計上し、消費税額は計上しません。
| 借方 | 貸方 | |||
|---|---|---|---|---|
| 完成工事未収入金 <工事A> |
3,000,000 | 完成工事高 <工事A> |
消費税区分: 完課売上 |
3,000,000 |
2回目:進捗度50%で実行
完成振替を進捗度50%で実行すると、以下の完成工事高を計上する仕訳伝票が作成されます。
この場合も、進捗度が100%(完成)に満たないので、完成工事高を消費税区分「0560:完成時課税売上に振替(略称:完課売上)」で計上し、消費税額は計上しません。
| 借方 | 貸方 | |||
|---|---|---|---|---|
| 完成工事未収入金 <工事A> |
2,000,000 | 完成工事高 <工事A> |
消費税区分: 完課売上 |
2,000,000 |
3回目:進捗度100%(完成)で実行
完成振替を進捗度100%(完成)で実行すると、以下の完成工事高を計上する仕訳伝票が作成されます。
進捗度を100%(完成)で完成振替を実行した際に、はじめて完成工事高の消費税を計上します。
また、それまでに消費税区分「0560:完成時課税売上に振替(略称:完課売上)」で計上した完成工事高を控除します。
| 借方 | 貸方 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 完成工事未収入金 <工事A> |
6,000,000 | 完成工事高 <工事A> |
消費税区分: 課売上 |
11,000,000 (1,000,000 |
|
| 完成工事高 <工事A> |
消費税区分: 完課売上 |
5,000,000 | |||