新型コロナウイルス感染症の拡大により、営業自粛などの影響を受けた事業者に給付される「持続化給付金」について、当システムを利用した算定対象月の確認や、提出書類の出力方法をまとめています。
参考 |
地代家賃の負担軽減を目的とした「家賃支援給付金」については、こちらをご参照ください。 |
以下の2点について説明します。
- 給付額の算定対象月の確認方法(前年同月比で50%以上減少した月のうち有利な月)
- 提出書類(売上台帳)の出力方法
参考 |
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給付額の算定対象月の確認方法(前年同月比で50%以上減少した月のうち有利な月)
当システムでは[対比表]メニューで、「売上高」の前年同月比と金額を確認します。
- [財務会計]‐[会計帳票]‐[対比表]メニューを選択します。
- 「科目別対比表」を選択して、[条件設定]ボタンをクリックします。
- 条件を設定します。
- [基本]ページ
- 集計期間で「月次」を選択し、1年間を指定します。
- 集計方法で「発生」を選択します。
- [出力]ページ
「増減率・前年比」にチェックを付けて、「前年比」を選択します。
- [基本]ページ
- [画面]ボタンをクリックします。
- 損益計算書タブの「売上高」において、「前年比」で『50%以下』の月を確認します。
複数の月が該当する場合は、「当期」の売上高が一番小さい月を特定します。
上記の場合は、「当期」の売上高が小さい『 4月』が、給付額を算定する上で有利です。
「売上高」 前年比 当期の額 4月 32.4% 2,657,685円 5月 49.8% 3,930,413円
続いて、提出書類(売上台帳)を 4月で出力します。
提出書類(売上台帳)の出力方法
当システムでは、提出書類(売上台帳)として、売上高の「元帳」を出力します。
- 「給付額の算定対象月(有利な月)の確認方法」で特定した、「 4月」の『当期』売上高をダブルクリックします。
- [元帳]をクリックします。
- 「PDF条件設定」をクリックします。
- PDFを出力する条件を設定します。
- [基本]ページ
- 用紙選択で「応用用紙(罫線印刷)」を選択します。
- 出力行で「明細+月計」を選択します。
- [出力]ページ
集計条件で「集計期間」にチェックを付けます。 - [PDF]ページ
- 出力先ファイルで[参照]ボタンをクリックしてPDFの保存先を指定します。
- 「出力したファイルを開く」にチェックを付けます。
- [基本]ページ
- [出力開始]ボタンをクリックします。
- 出力したPDFファイルを確認します。
- 勘定科目名、集計期間(算定対象月)が出力されます。
- 最終ページに、算定対象月の月間売上高が出力されます。
このファイルを、算定対象月の月間売上高の証拠書類(売上台帳)として提出します。