概要
[消費税一括変更]メニューで、登録済みの仕訳伝票の消費税区分を一括で変更する手順を説明します。
注意 | 消費税を税抜金額から自動計算している仕訳伝票で、かつ消費税区分を課税から非課税に変更したい場合は、[消費税一括変更]メニューからは変更できません。 詳細は、こちらをご参照ください。 |
例 |
以下のような場合に活用できます。 水道光熱費は「課税売上分課税仕入」だけで管理していたが、管理部門(経理部)は「共通売上分課税仕入」に消費税区分を変更したいなど、部門ごとの活動内容によって消費税区分を管理することにした場合 |
操作手順
例 | 水道光熱費は「課税売上分課税仕入」だけで管理していたが、管理部門(経理部)は「共通売上分課税仕入」に消費税区分を変更したいなど、部門ごとの活動内容によって消費税区分を管理することにした場合 |
- [財務会計 ‐ 取引入力 ‐ 仕訳伝票一括更新 ‐ 消費税一括変更]メニューを選択します。
- [消費税一括変更 - パターン選択]画面でパターンを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
- 基本]ページで以下の条件を設定します。
- 「消費税区分」を選択します。
- 「消費税区分を個別に指定する」を選択します。
- 現在と変更後の消費税区分を指定します。
- 勘定科目にチェックを付け、「水道光熱費」を指定します。
- [仕訳明細]ページで部門にチェックを付け、「管理部門(経理部)」を指定します。
[画面]ボタンをクリックします。
参考 [仕訳明細]/[仕訳伝票]ページで、マスターや仕訳伝票を絞り込めます。
例 - 海外との取引だけを抽出し、消費税区分を「特定課税仕入」に変更する場合
[仕訳明細]ページで「業者」にチェックを付け、海外の業者を指定します。 - 汎用データとして受け入れた仕訳伝票だけを抽出する場合
[仕訳伝票]ページで、[勘定奉行内で入力した仕訳伝票]-[仕訳伝票データ受入]にチェックを付けます。
- 海外との取引だけを抽出し、消費税区分を「特定課税仕入」に変更する場合
- 該当する仕訳伝票が表示されます。
変更する仕訳伝票にチェックを付け、[F2:実行]を押します。 - [消費税一括変更 - 一括変更設定]画面で、変更方法などを選択して[OK]ボタンをクリックします。