概要
前年度が免税事業者で、今年度から課税事業者になったにも関わらず、消費税の自動計算をしないまま仕訳伝票を登録していた場合に、[消費税一括変更]メニューで登録済みの仕訳伝票の消費税額を一括で計上する手順を説明します。
注意 |
課税事業者(原則課税)が正しい消費税申告書を作成するためには、登録した仕訳伝票の消費税が正しく計算されている必要があります。そのため、免税事業者から課税事業者になったあとに、当サービスで以下の設定を行う必要があります。
|
操作手順
3つのステップのうち、登録済みの仕訳伝票の消費税自動計算を一括で変更する手順を説明します。
- [財務会計 ‐ 取引入力 ‐ 仕訳伝票一括更新 ‐ 消費税一括変更]メニューを選択します。
- [消費税一括変更 - パターン選択]画面でパターンを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
- [基本]ページで以下の条件を設定し、[画面]ボタンをクリックします。
- 「消費税額」を選択します。
- 「税込金額から消費税額を自動計算する」を選択します。
- 消費税額を一括で変更する伝票を選択します。
参考 [仕訳明細]/[仕訳伝票]ページで、マスターや仕訳伝票を絞り込めます。
例 汎用データとして受け入れた仕訳伝票だけを抽出する場合
[仕訳伝票]ページで、[勘定奉行内で入力した仕訳伝票]-[仕訳伝票データ受入]にチェックを付けます。
- 該当する仕訳伝票が表示されます。
変更する仕訳伝票にチェックを付け、[F2:実行]を押します。
定型仕訳伝票や予約仕訳伝票のうち、金額が(0円)の明細については、本体金額は0円のままで、「消費税自動計算」の設定を「計算しない」から「税込金額から計算する」に変更します。
- [消費税一括変更 - 一括変更設定]画面で、変更方法などを選択して[OK]ボタンをクリックします。