[原価管理 ‐ 配賦処理 ‐ 部門配賦 ‐ 部門配賦基準]メニュー
Sシステム奉行V ERP
概要
[部門配賦]メニューで、部門配賦の際にそれぞれの部門に、どのような割合(計数)で費用を配賦するかを登録します。
登録した配賦基準は、[科目別部門配賦基準設定]メニューで、配賦する勘定科目それぞれに関連付けます。
入力項目
項目 |
説明
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配賦計数種類 |
部門ごとの配賦の割合(計数)は、以下の 3種類から選択できます。
- 0:数値
任意の数値を割合(計数)として設定します。部門の人数や、建物の面積比などの割合(計数)で配賦する際に使用します。
- 1:時間(60進法)
任意の時間を割合(計数)として設定します。部門ごとの社員の作業時間や、機械装置・工場の稼働時間などの割合で配賦する際に使用します。
- 2:実績金額
仕訳伝票から集計した、特定の勘定科目の金額の割合で配賦します。部門ごとの完成売上高の割合で配賦したり、部門ごとにかかった費用の割合で配賦する場合などに使用します。 複数の勘定科目の金額を配賦計数に設定できます。 手順は、こちらをご参照ください。
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共通工事 |
配賦計数種類に応じた計数を入力すると、指定できます。 製造部門に配賦すると同時に、共通工事に共用している費用(間接費)として金額を計上する場合は、共通工事を指定します。 この共通工事に計上した費用(間接費)は、あとで[工事配賦]メニューで関連する工事に配賦します。配賦の流れの詳細は、こちらをご確認ください。
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セグメント1・2 |
奉行V ERP
配賦計数種類に応じた計数を入力すると、指定できます。 配賦の際に特定のセグメントとして金額を計上する場合は、指定します。
例 |
「第一営業部」に配賦する際は、事業セグメントは「PC機器」としたい場合 |
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