概要
[補助科目]メニューで、補助科目のコード・名称を変更する場合や、補助科目を追加・削除する場合の操作方法を説明します。
- 補助科目は事業年度ごとにデータを保持します。
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複数の事業年度がある場合は、[補助科目]メニューの左上で事業年度を切り替えて操作します。
- 今年度を選択した状態で補助科目のコード・名称を変更、補助科目の追加・削除した場合は、今年度のデータにだけ反映します。今年度の登録済みの仕訳伝票には、コード・名称の変更が反映します。
前年度のデータは、前年度の補助科目のままで参照できます。 - 今年度でコード・名称を変更しても、前年度の残高はそのまま引き継がれます。
前年度と今年度の科目の関連付けは、[F3:前期科目]または[F3:翌期科目]で確認できます。
例 |
今年度から、当座預金の補助科目の金融機関「A銀行」と「B銀行」が合併し、「AB銀行」になる場合
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操作手順
今年度でコード・名称を変更する
- [法人情報 ‐ 経理規程 ‐ 勘定科目 ‐ 補助科目]メニューを選択します。
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[補助科目]画面の左上で、今年度を選択します。
- コード・名称を変更する補助科目を修正して、[F12:登録]を押します。
今年度で補助科目を追加・削除する(貸借対照表に表示される科目)
貸借対照表に表示される科目の補助科目を追加・削除する場合は、期首残高の振り替えが必要です。
上述の「「A銀行」と「B銀行」が合併し、「AB銀行」になる場合」を例に、操作手順を説明します。
- [法人情報 ‐ 経理規程 ‐ 勘定科目 ‐ 補助科目]メニューを選択します。
- 補助科目の名称を変更します。
- 今年度を選択します。
- 勘定科目を指定します。
- 「A銀行」を「AB銀行」に変更します。
- [F12:登録]を押します。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- [財務会計 ‐ 残高入力 ‐ 期首残高]メニューを選択します。
- 期首残高を振り替えます。
部門を使用している場合は、部門別の期首残高を振り替えます。
「B銀行」の残高を、「AB銀行」の残高に合算します。
- 合算後
- 合算後
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[補助科目]メニューで、廃止になる補助科目を削除します。
[法人情報 ‐ 経理規程 ‐ 勘定科目 ‐ 補助科目]メニューを選択します。
- 今年度を選択します。
- 勘定科目を指定します。
- 「B銀行」を選択します。
- [F7:削除]を押します。
- 今年度の仕訳伝票で使用している補助科目は削除できません。
- 期首残高のある補助科目を削除した場合は、期首残高は自動的に「0:その他」の補助科目に振り替えられます。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
今年度で補助科目を追加・削除する(損益計算書に表示される科目)
[補助科目]メニューで、損益計算書に表示される科目の補助科目を追加・削除します。
詳細は、こちらをご参照ください。