概要
- 汎用データの受入(「2026年10月 1日」以後に免税事業者等から購入した伝票)
- 伝票の登録(「2026年10月 1日」をまたいだ免税事業者等への返品や値引き)
汎用データの受入(「2026年10月 1日」以後に免税事業者等から購入した伝票)
業務への影響
当サービスでは、汎用データ受入レイアウトで、伝票データの項目「仕入税額控除割合」が空白の場合は、伝票日付に応じて控除割合(80 %・70 %)が自動判定されます。
項目「仕入税額控除割合」に明示的に「80 %」を指定して受け入れている場合は、対応が必要です。
対応方法
以下のどちらかの方法で対応します。
項目「仕入税額控除割合」に、伝票日付に応じて値を指定する
- 「2026年 9月30日」以前の場合
| 項目名 | 受入記号 | 対応 |
|---|---|---|
| 購入仕入税額控除割合 | AP3010342 | 80 |
- 「2026年10月 1日」以後の場合
| 項目名 | 受入記号 | 対応 |
|---|---|---|
| 購入仕入税額控除割合 | AP3010342 | 70 |
項目「仕入税額控除割合」の値を空白にする
| 項目名 | 受入記号 | 対応 |
|---|---|---|
| 購入仕入税額控除割合 | AP3010342 | 空白 |
| 補足 | 上記は債務伝票データの項目名・受入記号です。 対応方法は他の伝票データの場合も同じです。 データ受入形式一覧表は、こちらをご参照ください。 |
伝票の登録(「2026年10月 1日」をまたいだ免税事業者等への返品や値引き)
業務への影響
当サービスでは、伝票日付に応じて、控除割合(80 %・70 %)が自動判定されます。
免税事業者等から「2026年 9月30日」以前に仕入れた商品に対して、「2026年10月 1日」以後に返品や値引きがあった場合は、自動表示された控除割合を「70 %」から「80 %」に手動で変更します。
取引例
(A)「2026年 9月30日」以前に商品を仕入れた場合
自動表示される控除割合「80 %」で計上します。
(B)「2026年10月 1日」以後に返品された場合
控除割合を「80 %」に変更して計上します。
(B)のように控除割合「80 %」で計上するために、対応が必要です。
対応方法
手入力での登録
(B)のような伝票を登録する場合は、手動で、控除割合「控70」を「控80」に切り替えます。
切り替えるには、金額欄にカーソルが入っている状態で[F4:税処理]を押し、表示された画面で控除割合を変更します。
『Sシステム』または『奉行V ERPクラウド』をご利用の場合
[仕入伝票]メニューで返品の伝票を登録する際は、[F8:返品]や[F5:返品元]の機能を使用して入力すると、返品元の仕入税額控除割合が引き継がれるため、手動での調整が不要です。
[F8:返品]・[F5:返品元]の詳細は、こちらをご参照ください。
汎用データ受入での登録
(B)のような伝票データを受け入れる場合は、項目「仕入税額控除割合」の値が空白では対応できないため、項目「インボイス取引区分」、「仕入税額控除割合」に、以下のように値を指定します。
| 項目名 | 受入記号 | 対応 |
|---|---|---|
| 購入インボイス取引区分 | AP3010341 | 「1:免税事業者等から購入」を指定 |
| 購入仕入税額控除割合 | AP3010342 | 「80」(控除割合 80 %)を指定 |
| 補足 | 上記は債務伝票データの項目名・受入記号です。 対応方法は他の伝票データの場合も同じです。 データ受入形式一覧表は、こちらをご参照ください。 |
| 補足 |
起票済みの伝票をあとから修正 項目「仕入税額控除割合」を指定しない、または値を空白にする運用の場合は、[債務伝票]メニューなどの各伝票メニューから、登録済みの伝票の「仕入税額控除割合」を後から変更することもできます。 |
免税事業者等との取引のチェック
業務への影響
(ア)免税事業者等から「2026年 9月30日」以前に仕入れた商品に対して、「2026年10月 1日」以後に返品や値引きの伝票で、控除割合「80 %」の指定漏れがないかをチェックします。
(イ)「2026年10月 1日」以後の伝票で、控除割合が「80 %」のものがないかをチェックします。
対応方法
[債務伝票]メニューなど伝票を確認できる各メニューで、仕入税額控除の割合を指定して、伝票を絞り込みます。
[債務伝票]メニューを例に説明します。
(ア)免税事業者等から「2026年 9月30日」以前に仕入れた商品に対して、「2026年10月 1日」以後に返品や値引きの伝票で、控除割合「80 %」の指定漏れがないかをチェック
- [債務管理 ‐ 精算処理 ‐ 債務伝票]メニューを選択します。
- [F8:伝票検索]を押します。
-
[債務伝票 - 検索条件設定]画面の[基本]ページの債務伝票で以下の条件を指定し、[画面]ボタンをクリックします。
条件 検索項目 指定方法 絞り込み内容 01 債務日付 範囲指定 2026年10月 1日~
2026年10月31日02 明細 - 明細種別 等しい(複数) 返品
値引03 明細 - 購入明細 - 購入仕入税額控除割合 等しい 2:70% - [債務伝票]画面で、以下をポイントとして、明細をチェックします。
- 「2026年9月30日」以前の仕入に対する値引きや返品であること
-
「2026年10月1日」以後の仕入に対する場合は除外
補足 該当した伝票が複数ある場合
- [F4:前伝票]、[F5:次伝票]を押すと、表示する伝票を切り替えられます。
- 画面右下の
をクリックすると、該当した伝票のリストが表示されます。
選択すると、その伝票に表示を切り替えられます。
- チェックに該当した伝票は、仕入税額控除割合を修正します。
- [F9:修正]を押します。
- 金額欄をクリックして[F4:税処理]を押します。
- 表示された画面で仕入税額控除割合を「80 %」に変更します。
- [F12:登録]を押します。
(イ)「2026年10月 1日」以後の伝票で、控除割合が「80 %」のものがないかをチェック
- [債務管理 ‐ 精算処理 ‐ 債務伝票]メニューを選択します。
- [F8:伝票検索]を押します。
-
[債務伝票 - 検索条件設定]画面の[基本]ページの債務伝票で以下の条件を指定し、[画面]ボタンをクリックします。
条件 検索項目 指定方法 絞り込み内容 01 債務日付 範囲指定 2026年10月 1日~
2026年10月31日02 明細 - 明細種別 等しい(単一) 購入 03 明細 - 購入明細 - 購入仕入税額控除割合 等しい 1:80% - [債務伝票]画面に表示された債務伝票は、仕入税額控除割合(80%)が間違っているため、修正します。
- [F9:修正]を押します。
- 金額欄をクリックして[F4:税処理]を押します。
- 表示された画面で仕入税額控除割合を「70 %」に変更します。
- [F12:終了]を押します。
-
内容を確認し、[F12:登録]を押します。
補足 該当した伝票が複数ある場合
- [F4:前伝票]、[F5:次伝票]を押すと、表示する伝票を切り替えられます。
- 画面右下の
をクリックすると、該当した伝票のリストが表示されます。
選択すると、その伝票に表示を切り替えられます。