[資産管理 ‐ 資産情報 ‐ 資産情報更新 ‐ 減損戻入]メニュー
奉行V ERP
概要
IFRSでは、過去に減損した資産の収益性が回復した場合に、減損損失の戻し入れができます。
当メニューでは、算出した減損損失戻入額を、グループ(部門/部門グループ/設置場所/資産区分)内の各資産に配分します。
グループ内の複数の資産に一括で減損戻入処理ができます。
- グループは、[経理業務設定]メニューの[基本]ページの「資産のグルーピングの単位」で設定します。
- 減損戻入は、会計基準がIFRSまたは会計基準2~5の場合に利用できます。
減損損失の戻し入れができない資産
次のいずれかに該当する場合は、減損損失を戻し入れできません。
指定したグループ全体で減損損失の戻し入れができない場合
指定したグループに以下の資産がある場合は、当該グループに減損損失を戻し入れできません。
- 減損戻入の減損後計算開始月が、登録済みの減損後計算開始月より前の資産
- 「減損戻入日付」が、前回の「減損日付」より前の資産
減損損失戻入額の配分対象外となる資産
指定したグループに以下の資産がある場合は、該当資産以外で減損損失戻入額を配分します。
以下の資産は、構成資産として集計されません。
- 償却方法が「のれん償却」の資産(会計基準上、減損損失の戻し入れが認められていない資産)
- 「減損戻入日付」が「取得日付」より前の資産
- 「減損戻入日付」が「合併日付」より前の資産
- 「除却日付」が「減損戻入日付」より前の資産
- 「解約日付」が「減損戻入日付」より前の資産
基本操作
減損損失戻入額を配分する
詳細は、こちらをご参照ください。
入力項目
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 会計基準 | 複数の会計基準を使用している場合に選択します。 IFRSまたは会計基準2~5が選択できます。 |
| 減損戻入日付 | 処理事業年度内の日付が指定できます。 |
| 部門/部門グループ/設置場所/資産区分 | 項目名に、[経理業務設定]メニューで資産のグルーピング単位として設定しているマスターが表示されます。 減損損失戻入額を配分する対象を設定します。 |
| 回収可能価額 | 測定した回収可能価額を入力します。 回収可能価額からグループの各資産の減損前帳簿価額を引いた結果と、減損損失戻入限度額を比較し、小さい金額が減損損失戻入額になります。 (数字 13 桁) |
出力項目
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 資産コード | |
| 資産名 | |
| 減損していない場合の帳簿価額 | 過去に減損処理していなかったと仮定した場合の、減損戻入日付時点の帳簿価額が表示されます。 減損損失戻入額を算定する際の上限判定に使用します。 |
| 減損戻入前帳簿価額 | 減損戻入時点の帳簿価額が表示されます。 |
| 減損損失戻入限度額 | 減損損失を戻し入れできる上限金額が表示されます。 |
| 減損損失戻入額 | 減損戻入前帳簿価額の割合に応じて自動計算された結果が初期表示されます。 配分の計算方法の詳細は、こちらをご参照ください。 |
| 減損戻入後帳簿価額 | 減損戻入後帳簿価額 = 減損戻入前帳簿価額 + 減損損失戻入額 |
| 残存耐用年数 | 「耐用年数 - 経過年数」の結果が初期表示されます。 経過年数は、供用日付から減損戻入日付までに経過した期間をもとに計算されます。 |
| 減損戻入後残存価額 |
以下の金額が初期表示されます。
|
こんなときは
減損損失戻入額の計算方法を確認する
詳細は、こちらをご参照ください。