概要
複数の利用者で当サービスを利用する場合に、利用者によって参照できる社員の部門や役職などを制限したい場合は、[利用者権限]メニューで権限を設定します。
権限が許可された部門、役職などに属する社員に対してだけ、社員情報の入力や給与処理、管理資料の集計ができます。
ここでは、Excelファイルを受け入れて一度に設定する方法を説明します。
利用者や、設定対象の項目(部門など)が多いときにExcelファイルで入力した内容をインポートする方法が便利です。
必要な設定
- メインメニュー右上の
から[運用設定]メニューを選択します。
- [権限]ページの社員権限で「使用する」を選択し、権限設定単位を設定します。
[登録]ボタンをクリックします。 - 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
操作手順
部門に権限を設定する手順を『勘定奉行クラウド』の部門権限を例に、設定方法を説明します。
Excelファイルへエクスポートする
設定した内容をExcelファイルへエクスポートします。
エクスポートしたファイルを加工し、インポート用ファイルとして利用します。
- メインメニュー右上の
から[利用者権限 - 部門権限]メニューを選択します。
- 画面左上の
をクリックします。
Excelファイルをインポートする
エクスポートしたファイルを編集し、インポートします。
注意 |
必ず |
- インポートするExcelファイルを用意します。
- 登録する内容を入力し、Excelファイルを保存します。
Excelでインポートできる値は、画面上で登録できる値と同じです。
設定先 状態 値 全〇〇の権限を付与する 設定あり 〇 設定なし 空白 各項目 未設定 - または 空白
許可 〇 拒否 ✖
注意 「✖」は『奉行Edge 勤怠管理クラウド』で、「社員権限[上長用]」を選択している場合だけ使います。
例 部門権限
- 小川さんは全部門の入力ができる。
- 山田さんは東京部門だけ入力ができる。
- 川谷さんは大阪部門だけ入力ができる。
以下の赤い枠内を編集します。グレー背景のヘッダー部分は、変更しないでください。
- 保存したExcelファイルを画面にドラッグ&ドロップします。
- Excelファイルから読み込まれ、設定が変更された部分に緑色のチェックマークが付きます。
読み込まれた内容を確認し、[F12:登録]を押します。
例 |
「全〇〇の権限を付与する」に「〇(設定あり)」が設定されている場合は、それ以下の各項目が「-(未設定)」で設定されていても、自動的にすべての項目が「〇(許可)」になります。 |