概要
固定資産の修理・改良等のために支出した金額のうち、固定資産の価値を高めたりその耐久性を増すことになると認められる部分は、資本的支出として登録します。
資本的支出の償却費の計算には、「原則」と「特例」の 2 つの方法があります。(法人税施行令第 55 条「資本的支出の取得価額の特例」)
原則
資本的支出部分を新規に取得した資産として減価償却費を計算します。本体とは別明細で管理します。
特例
資本的支出の初年度は本体とは別に減価償却費を計算して、取得 2年目から本体と合算して減価償却費を計算します。本体と合算して同一明細として管理します。法人税は合算されて申告されますが、固定資産税は個別に申告されます。
| 参考 |
特例は以下の場合に適用できます。
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操作手順
資本的支出を本体とは別明細として登録する場合(原則)
- [資産管理 ‐ 資産情報 ‐ 資産情報 ‐ 資産情報]メニューを選択します。
- [F6:複写]を押します。
- [資産検索]画面で、資本的支出の対象資産(本体)を選択します。
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本体の資産情報が表示されるので、資産名・取得価額・取得日付・供用日付など資本的支出の情報を変更します。
参考 資産コードは、本体の資産コードとは別の新たなコードを入力します。資産コードの枝番を使用するなど、本体の資産コードと関連を持たせることをおすすめします。
枝番を使用すると、固定資産台帳にて同一親番号をまとめて集計することもできます。詳細は、こちらをご参照ください。 - [F12:登録]を押します。
「取得価額の特例」を適用する場合(特例)
| 参考 | [経理業務設定]メニューの「資本的支出の取得価額の特例」が「適用する」の場合に登録できます。 |
- [資産管理 ‐ 資産情報 ‐ 資産情報 ‐ 資産情報]メニューを選択します。
- [資本的支出]ページで、資本的支出情報を入力します。
- [F12:登録]を押します。