概要
領収書(物品の購入)を例に、[証憑入力]メニューで、証憑の画像を見ながら仕訳伝票を起票する手順を説明します。
参考 | 従業員がアップロードした証憑を確認してから[証憑入力]メニューで仕訳伝票を起票する場合は、『証憑収集オプション for 勘定奉行クラウド』をご利用ください。 詳細は、こちらをご参照ください。 |
必要な設定
1. 証憑種類を登録する
- [法人情報 ‐ 経理規程 ‐ 証憑設定 ‐ 証憑種類]メニューを選択します。
- [F4:新規]を押します。
- 「領収書(物品の購入)」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- あらかじめ設定されている内容が初期表示されます。
画面下部で、[証憑入力]メニューで仕訳伝票を起票する際に初期表示する支払科目(貸方科目)を設定できます。証憑項目(用途)ごとに証憑辞書を関連付けることで、起票時に[証憑辞書]メニューから経費科目(借方科目)がセットされます。 - 証憑を手動でアップロードするか、自動でアップロードするか(アップロード方法)を設定します。
「フォルダー内のファイルを自動でアップロードする」を選択して、指定したフォルダー内のファイル(証憑)を自動的に取り込み(アップロード)します。
参考 - 『証憑収集オプション for 勘定奉行クラウド』をご利用の場合で、証憑収集アプリ(PCアプリ/スマホアプリ)から証憑をアップロードして運用する場合は、必要ありません。
- 「アップロードしたファイルを移動する」にチェックを付けると、アップロードの完了と同時にファイル(証憑)は「アップロード済」フォルダーに移動されます。
「アップロード済」フォルダーは、アップロードするファイル(証憑)が保存されているフォルダーに作成されます。
- [登録]ボタンをクリックします。
以下の手順は、『証憑収集オプション for 勘定奉行クラウド』をご利用の場合で、証憑収集アプリ(PCアプリ/スマホアプリ)から証憑をアップロードして運用する場合は、必要ありません。
2. 電子化された証憑のファイルを共有フォルダーなどに収集する
参考 |
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操作手順
- ダッシュボード「本日までの起票予定」カードの「証憑」をクリックします。
電子化された証憑が保存されると、保存されている証憑の件数が表示されます。
なお、以下からも開けます。- [財務会計 ‐ 取引入力 ‐ 取引入力 ‐ 証憑入力]メニュー
- ダッシュボード「証憑」カードの「未起票」
- 仕訳伝票を起票する証憑種類の未起票件数をクリックします。
- 証憑を見ながら、日付・金額・支払先などを入力し、用途・部門を選択します。
入力・選択した情報は、証憑項目と関連付いた仕訳伝票の項目にセットされます。
参考 - 選択した証憑種類に入力型が「日付」の証憑項目が複数関連付いている場合は、どの「日付」を軸に集計するかを選択できます。
- すべての証憑に対して仕訳伝票を起票できた場合は、5. に進みます。
- 以下の場合は、日付・金額・支払先などが自動的にセットされます。
- 『AI-OCRオプション for 勘定奉行クラウド』をご利用の場合
- OCR結果など、APIを介した場合
- [証憑種類]メニューで、任意の証憑項目を追加できます。
- 証憑項目「取引先」を入力する際に、当サービスの業者マスターを登録できます。
詳細は、こちらをご参照ください。
- 勘定科目など、未指定の項目がある場合は入力し、[F12:確定]を押します。
証憑項目(用途)ごとに証憑辞書が関連付いているため、選択した用途に合わせた経費科目を入力します。
参考 「必要な設定」の「1. 証憑種類を登録する」の設定をもとに、勘定科目などが初期表示されます。
今回だけ異なる勘定科目や取引先を指定したい場合は、仕訳伝票を手修正することもできます。 - 入力が終わったら、[一括登録]ボタンをクリックします。
なお、仕訳伝票承認を使っている場合は、[一括登録]ボタンの代わりに[一括申請]ボタンをクリックします。
チェックが付いている明細の仕訳伝票が登録されます。
チェックが付いていない明細はそのまま残り、また後で入力できます。