翌期に繰り越さない資産の条件を設定する – 奉行クラウドヘルプセンター

概要

［事業年度更新］メニューで、翌期に繰り越さない資産の条件を設定する操作手順を説明します。

例	除却した資産や償却済みの無形固定資産は、翌期に繰り越さない設定にする

「繰越対象外の資産」に表示されている項目は、繰り越されません。

項目	説明
除却した資産	以下の条件に該当する場合は、繰越対象外の資産に「除却した資産」が表示されている場合でも翌期に繰り越されます。翌期の固定資産税の賦課期間内に除却している場合償却方法が「三年一括償却」の資産で、翌期繰越超過額が残っている場合（損金算入されていない金額が、翌期に残っているため翌期に繰り越されます。）
償却済みの無形固定資産	［資産勘定科目］メニューの科目区分が「無形固定資産」の資産勘定科目を使用している資産が対象となります。固定資産税の申告対象の資産は、繰越対象外の資産に「償却済みの無形固定資産」が表示されている場合でも翌期に繰り越されます。
償却済みの投資その他の資産	［資産勘定科目］メニューの科目区分が「投資その他の資産」の資産勘定科目を使用している資産が対象となります。
償却済みの繰延資産	［資産勘定科目］メニューの科目区分が「繰延資産」の資産勘定科目を使用している資産が対象となります。
償却済みの三年一括償却資産	税務・会計の両方が償却済みの三年一括償却資産は、翌期に繰り越されません。

「繰越対象外のリース資産」に表示されている項目は、繰り越されません。

項目

説明

中途解約したリース資産

参考	「解約日付」が翌期の固定資産税の賦課期間内の「所有権移転ファイナンス・リース」は、繰越対象外のリース資産に「中途解約したリース資産」が表示されている場合でも翌期に繰り越されます。

リースが終了したリース資産

「初期化する項目」に表示されている内容が、次年度で初期化されます。

項目

説明

増加償却率

初期化する場合は、資産の翌期の増加償却率が0％になります。

増加償却率（リース資産）

Ｓシステム奉行Ｖ ERP

初期化する場合は、リース資産の翌期の増加償却率が0％になります。