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概要
[労務費計上]メニューでは、労務費の計算で、従業員の支給額を工事別作業時間の割合で計上する(支給額から計算する)方法に加えて、単価に工事別作業時間をかけて計上する(単価から計算する)こともできます。
ここでは、単価に工事別作業時間をかけて計上する方法(単価から計算する)について、設定から労務費計上の流れを紹介します。
- 従業員ごとに、支給額から計算するか単価から計算するかを選択できます。
- 従業員ごとに単価 × 工事別作業時間を計算します。計算した結果を工事別に合計して労務費計上します。
- 作業時間項目(上記例では、通常、残業)が複数ある場合は、作業時間項目別に単価 × 工事別作業時間を計算し、合計します。
- 労務費計上の仕訳伝票は、従業員の支給額を工事別作業時間の割合で計上する(支給額から計算する)場合と変わりません。
作成される仕訳伝票の計上元金額、計上先金額の計算が単価に作業時間をかけた金額になります。
| 参考 |
従業員の支給額を工事別作業時間の割合で計上する(支給額から計算する)方法は、こちらをご参照ください。 |
必要な設定
- [法人情報 ‐ 原価計算規程 ‐ 原価管理設定]メニューを選択します。
- [労務費処理]ページの単価計算で「使用する」を選択し、[登録]ボタンをクリックします。
操作手順
| 例 |
|
1. 従業員を登録する
[従業員]メニューで、従業員を登録します。
単価から計算する従業員は、労務費計算方法に「1:単価から計算する」を選択して登録します。
| 従業員 | 労務費計算方法 |
|---|---|
| 従業員A | 1:単価から計算する |
| 従業員B | 1:単価から計算する |
2. 従業員別工事別の作業時間を登録する
[作業時間]メニューで、従業員別工事別の作業時間を登録します。作業時間項目が複数ある場合は、作業時間項目ごとに作業時間を登録します。
| 従業員 | 工事 | 通常 | 残業 |
|---|---|---|---|
| 従業員A | 工事A | 10時間 | 40時間 |
| 工事B | 60時間 | 0時間 | |
| 従業員B | 工事A | 40時間 | 20時間 |
| 工事B | 30時間 | 30時間 |
3. 単価を登録する
[単価]メニューで、単価を登録します。作業時間項目が複数ある場合は、作業時間項目ごとに単価を登録します。
| 従業員 | 通常単価 | 残業単価 |
|---|---|---|
| 従業員A | 2,300 | 3,450 |
| 従業員B | 5,100 | 6,500 |
| 参考 |
|
4. 工事の労務費を計上する
[労務費計上]メニューで、金額を確認して、労務費を計上する仕訳伝票を作成します。
作成される仕訳伝票
労務費計上を実行すると、以下の仕訳伝票が作成されます。
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 賃金(完成工事原価) <工事A> |
495,000 |
給料手当 | 981,000 |
| 賃金(完成工事原価) <工事B> |
486,000 | ||
集計金額
計上先金額(賃金)は、従業員別の(単価 × 工事別作業時間)の作業時間項目数分の合計を集計し、工事ごとに合算したものです。
計上元金額(給与手当)は、計上先金額の合計です。
| 参考 | 支給額から計算する従業員がいる場合は、その集計金額も合算されて仕訳伝票が作成されます。 |