概要
当サービスで計算した「確定申告時の納税充当金」や「中間申告の納付税額」を別表五(二)へ連動します。
申告書の作成開始から完了までの一連の流れと、納税充当金の連動について説明します。
| 例 | 以下のシナリオにおける「第2期 確定申告書」の作成例
第2期 における「法人税等に関する」仕訳
当サービスで「第2期 確定申告書」の作成を開始する直前の損益計算書
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操作手順
1. 申告書を作成する
当サービスで、第2期確定申告書の作成を開始します。
別表五(二)「当期分 - 中間」行の「③充当金取崩による納付」「④仮払経理による納付」「⑤損金経理による納付」「[31]損金経理をした納税充当金」については、現時点の財務諸表の内容にしたがって入力します。
本例の説明
- 9月30日中間決算時は、損益計算書に計上した「法人税、住民税及び事業税」を「未払法人税等」で経理処理をしたため、[31]に 1,300,000円を入力します。
- 11月30日中間納付時は、「仮払法人税等」科目で経理処理をしたため、979,800円の各税目の内訳を「④仮払経理による納付」に入力します。
2. 税額等を確認する
[納付税額一覧表]メニューで税額等を確認します。
3. 納税充当金を連動する
『勘定奉行クラウド』をご利用の場合で、[納付税額一覧表]メニューの内容に問題がなければ、[F4:仕訳作成]を押し、仕訳伝票を作成します。
| 参考 | 仕訳伝票を作成しない場合は、[F3:連動]を押します。 |
本例の解説
[納付税額一覧表]メニュー各税目「③申告 納付額」が正の金額で、未払法人税等が発生するため、連動金額は以下となります。
| ③充当金取崩による納付 | ④仮払経理による納付 | ⑤損金経理による納付 | |
| 別表五(二)[3] | 0円 | 0円 | 661,800円 |
| 別表五(二)[8] | 0円 | 0円 | 77,000円 |
| 別表五(二)[18] | 0円 | 0円 | 241,000円 |
| 別表五(二)[31] | 1,627,100円 |
連動される金額の計算式は以下になります。
[納付税額一覧表]メニュー各税目「③申告納付額」が正の場合
③充当金取崩による納付 ④仮払経理による納付 ⑤損金経理による納付 別表五(二)[3] 0円 0円 別表五(二)[3]②の金額 別表五(二)[8] 0円 0円 別表五(二)[8]②の金額 別表五(二)[13] 0円 0円 別表五(二)[13]②の金額 別表五(二)[18] 0円 0円 別表五(二)[18]②の金額 別表五(二)[31] [納付税額一覧表]メニューの「③申告納付額」
[納付税額一覧表]メニュー各税目「③申告納付額」が負の場合
③充当金取崩による納付 ④仮払経理による納付 ⑤損金経理による納付 別表五(二)[3] 0円 [納付税額一覧表]メニューの「①年税額(法人税)」-「②予定・中間納付額(法人税)」符号反転した金額と「①年税額(地方法人税)」-「②予定・中間納付額(地方法人税)」符号反転した金額を足した金額 連動前の別表五(二)[3]②-連動後の別表五(二)[3]④ 別表五(二)[8] 0円 [納付税額一覧表]メニューの「③申告納付額(道府県民税)」符号反転した金額 連動前の別表五(二)[8]②-連動後の別表五(二)[8]④ 別表五(二)[13] 0円 [納付税額一覧表]メニューの「③申告納付額(市町村民税)」符号反転した金額 連動前の別表五(二)[13]②-連動後の別表五(二)[13]④ 別表五(二)[18] 0円 [納付税額一覧表]メニューの「③申告納付額(事業税等)」符号反転した金額 連動前の別表五(二)[18]②-連動後の別表五(二)[18]④
控除税額の還付がある場合(令和 5年 4月 1日以後終了事業年度分から対応)
③充当金取崩による納付 ④仮払経理による納付 ⑤損金経理による納付 別表五(二)[28]
(区分が「1:源泉所得税」の場合)
0円 別表一[21]-別表一[17] 連動前の別表五(二)[28]②-連動後の別表五(二)[28]④ 別表五(二)[28]
(区分が「2:外国法人税等」の場合)
0円 別表一[17]+別表一[65] 連動前の別表五(二)[28]②-連動後の別表五(二)[28]④ 別表五(二)[29]
(区分が「1:源泉所得税」の場合)
0円 別表一[21]-別表一[17] 連動前の別表五(二)[29]②-連動後の別表五(二)[29]④ 別表五(二)[29]
(区分が「2:外国法人税等」の場合)
0円 別表一[17]+別表一[65] 連動前の別表五(二)[29]②-連動後の別表五(二)[29]④
4. 別表五(二)を確認する
連動された金額を確認します。
5. 別表四を確認する
- 別表四[1]を確認します。
- 『勘定奉行クラウド』と申告書連携している場合は、「参照金額」欄に別表四[1]の説明が表示されます。
| 参考 | 別表四の「参照金額」欄の「調整項目」における各項目の計算式は以下になります。
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本例の解説
「確定前の法人税等」は、以下「調整額」の合計となります。
| 連動前 | 連動後 | 調整額 | |
|---|---|---|---|
| 別表五(二)[3]⑤ | 0円 | 661,800円 | 661,800円 |
| 別表五(二)[8]⑤ | 0円 | 77,000円 | 77,000円 |
| 別表五(二)[18]⑤ | 0円 | 241,000円 | 241,000円 |
| 別表五(二)[31] | 1,300,000円 | - | -1,300,000円 |
| 確定前の法人税等 | - | - | -320,200円 |