概要
「貸借別の摘要」とは、借方科目と貸方科目それぞれに入力できる摘要を指します。
明細行ごとの摘要を入力する部分が、借方摘要と貸方摘要の入力欄に分割されます。
借方科目「消耗品費」には注文内容を、貸方科目「未払金」には請求額の引落日のように、貸借で異なる摘要を入力する場合に使用します。
借方摘要と貸方摘要は、それぞれ100文字ずつ入力できます。
(明細行ごとの摘要は、200文字入力できます。)
必要な設定
- メインメニュー右上の
の[運用設定]メニューを選択します。
- [基本]ページの貸借別の摘要で、使用「する」を選択します。
- [登録]ボタンをクリックします。
出力内容の違い(元帳)
貸借別に摘要を入力した場合、[元帳 - 条件設定]画面の[出力]ページで設定する条件によって、元帳の出力内容が異なります。それぞれ説明します。
例 |
以下の仕訳伝票を、自科目に「未払金」を指定して出力した場合 |
「出力形式 - 諸口」の項目にチェックを付けなかった場合
自科目の摘要だけ表示されます。
「相手科目を個別出力する」にチェックを付けた場合
自科目の摘要と相手科目の摘要をつなげて、「/」で区切って表示されます。
「諸口の内訳を出力する」にチェックを付けた場合
自科目の摘要と相手科目の摘要が表示されます。
こんなときは
貸借別の摘要を、使用「する」から「しない」に変更する
貸借別に摘要を入力した後に、貸借別の摘要を使用「する」から「しない」に変更した場合は、借方摘要と貸方摘要をつなげて、1つの摘要として扱います。
証憑入力でも、貸借それぞれに摘要を入力する
[証憑入力]メニューでも貸借別の摘要を使用する場合は、[証憑種類]メニューで設定します。
証憑種類ごとに、「貸借別の摘要を使用する」にチェックを付け、摘要を設定して登録します。