概要
[経理業務設定]メニューで完成工事原価項目を「使用する」に変更し、完成工事原価項目を使用するための手順を記載します。
『奉行11/10/8/J』からご利用で、コンバート元の『奉行11/10/8/J』では完成工事原価項目を使用せず、当サービスにコンバートしてから完成工事原価項目を使用する場合の手順です。
出力イメージ
設定後の完成工事原価報告書
設定イメージ
設定後の科目体系
1.完成工事原価報告書を作成するために、完成工事原価にあたる科目区分を追加する
- [法人情報 ‐ 経理規程 ‐ 経理業務設定]メニューを選択します。
- [基本]ページの完成工事原価項目で、「使用する」を選択します。
- 科目区分の追加画面が表示されます。完成工事原価にあたる科目区分を確認します。
コードが空欄の場合は使用されていない科目区分コードを入力します。 - [登録]ボタンをクリックします。
- メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- 処理が終了した旨のメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- [経理業務設定]画面の[登録]ボタンをクリックします。
- メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- [閉じる]ボタンをクリックします。
完成工事原価の科目区分が追加され、科目区分を設定した完成工事原価報告書が作成されます。
2.完成工事原価の内訳になる科目区分を登録する
[科目体系]メニューで、1. で追加した完成工事原価の内訳になる科目区分を追加します。
完成工事原価に直接勘定科目を追加する場合は、3. へ進みます。
例 |
完成工事原価の下に当期総工事費用、当期総工事費用の下に材料費と労務費の科目区分を追加する場合 完成工事原価 |
- [法人情報 ‐ 経理規程 ‐ 勘定科目 ‐ 科目体系]メニューを選択します。
- 追加する科目区分の情報を設定します。
- 完成工事原価の科目区分のアイコンをクリックします。
- 使用していないコードを入力し、その他の項目を設定します。
- [F12:登録]を押します。
- 登録する科目区分が複数ある場合や階層になる場合は、追加したい科目区分のアイコンをクリックして科目区分の追加を繰り返します。
3.科目区分に属する勘定科目を登録する
[勘定科目]メニューで、追加した科目区分に勘定科目を追加します。
例 |
材料費に材料仕入高と材料仕入値引き戻し高の勘定科目を登録する場合 材料費 |
追加したい科目区分のアイコンをクリックして、勘定科目を追加します。
手順は、こちらをご参照ください。