奉行V ERP
概要
振替元の部門の計上時にセグメント別に管理していても、[部門配賦]メニューで配賦する仕訳伝票を「0:その他」セグメントにまとめることで、作成する仕訳伝票の明細数を減らせます。
仕訳例
例 | 消耗品費をセグメント1別に管理していた場合 |
取引発生時
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
部門<その他> |
80,000 |
部門<その他> |
80,000 |
部門<その他> |
100,000 | 部門<その他> 現金 |
100,000 |
完成時
セグメント別に作成する場合
「振替元と同一のセグメントを使用する」設定の場合は、以下の部門配賦伝票が作成されます。
借方 |
貸方 |
||
---|---|---|---|
|
部門<その他> |
80,000 | |
部門<第一営業部> |
20,000 |
|
|
部門<第二営業部> |
60,000 |
|
|
|
部門<その他> |
100,000 | |
部門<第一営業部> |
25,000 |
|
|
部門<第二営業部> |
75,000 |
|
セグメントをまとめて作成する場合
「セグメントをまとめる」設定に変更すると、以下の部門配賦伝票が作成されます。
借方 |
貸方 |
||
---|---|---|---|
|
部門<その他> |
180,000 | |
部門<第一営業部> |
45,000 |
|
|
部門<第二営業部> |
135,000 |
操作手順
- [原価管理 ‐ 配賦処理 ‐ 部門配賦 ‐ 部門配賦]メニューを選択します。
- 部門配賦の条件を指定して、[画面]ボタンをクリックします。
- [部門配賦]画面で「登録する配賦伝票の設定を変更する」をクリックし、設定を変更します。
- セグメント1の場合
「セグメント1をまとめる」を選択します。
セグメント1を「事業」として使用している場合は、「事業をまとめる」を選択します。 - セグメント2の場合
「セグメント2をまとめる」を選択します。
セグメント2を「地域」として使用している場合は、「地域をまとめる」を選択します。
- セグメント1の場合
- [OK]ボタンをクリックします。